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野菜に関するQ&A

カボチャのつるの仕立て方のポイントを教えてください。

カボチャのつるの仕立て方のポイントを教えてください。

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カボチャはつるが元気なほど着果数も多く大きな果実ができます。しかし側枝は主枝よりも弱くなりがちですので、多くの枝をバランスよく育てるために、次のような整枝法を行います。

 力の揃った枝を増やすには、主枝に頼らず側枝を利用します。まず、苗が本葉5~6枚になったころ、5葉を残し生長点を摘芯します。数日すると残った節から側芽が発生しますので、元気のよい枝3~4本を着果枝として育てます。弱い側芽は摘除することで株全体が安定して実をつけることができます。残した枝は畝全体に均等に配置しますが、方法が二通りあります。①畝の片側に植え、広い方に枝を並行に伸ばす。②畝の中心に植え、枝を放射状に伸ばす。畝全体を広く使うことでいずれの方法でもよい結果が得られます。

 生育が進むと孫枝が発生しますが、株元の5~6節の孫枝はすべて摘除します。ほかの枝は放任して伸ばし、茂りすぎになったら強い枝だけ芯を止めるとよいでしょう。 月刊誌Q&A 野菜