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シバの追いまきに適した品種とまき方を教えてください。

シバの追いまきに適した品種とまき方を教えてください。

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コウライシバやノシバ、ティフトン、バミューダグラス類などの暖地型芝草は、冬は寒さで地上部が枯れるため、この芝の上に寒地型芝草の種子をまき(ウインターオーバーシードという)、年中緑の芝生を作ります。

 寒地型芝草として、ぺレニアルライグラスやイタリアンライグラスなどの種子を数種類混合して使います。近年、オーバーシード専用種として、ペレニアル種とイタリアン種を交配して作出された、インターメディエイトライグラス「サツキワセ」という品種がよく使われます。

 9月中旬~10月にかけて、1㎡当たり40~50g のタネをまきます。播種前に元の芝を通常より短く刈り込み、サッチ(刈りかす)をていねいに取り除いておきます。均等にまくため縦・横・斜めと3方向から行うとよいでしょう。その上に5㎜ 程度の目土をかけ、やさしくたっぷりと潅水します。1~2週間で発芽しますが、その間乾燥させないように注意します。草丈7~8㎝ になれば軽く刈り込み、最終的に3~4㎝ の草丈にします。冬の生育は緩やかで肥料もあまり吸収しないので、施肥量は夏よりも少なくし、液肥を併用するとよいでしょう。 月刊誌Q&A その他