ステムレタスは茎レタスともいい、玉レタスと異なり肥大した長い茎を食用にします。生、煮、炊など幅広く使え、コリコリした歯応えと独特の風味が楽しめる加工品「山くらげ」も有名です。

　タネまきは３月ごろと８～９月になりますが、レタス類は高温長日期には花芽ができて、トウ立ちしやすくなりますので、家庭菜園では夏まき秋どりが育てやすいでしょう。

　タネまきは、ポットに３～４粒まき、本葉２～３枚で１ポット１本になるよう間引きます。本葉４～５枚になったら定植します。追肥は定植の２週間後と、さらにその２週間後に行います。

　収穫は草丈25～30㎝ 、茎の直径が３～５㎝ になったら、株元から切り取ります。茎の上部についている若い葉も食べることができますが、収穫前にかきとると茎がかたくなるため、収穫までとらないようにしましょう。