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野菜に関するQ&A

育苗中のキュウリが徒長してしまいます。健全な苗に仕立てるポイントを教えてください。 

育苗中のキュウリが徒長してしまいます。健全な苗に仕立てるポイントを教えてください。 

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キュウリは気温25~30℃では3~4日で発芽します。20℃前後では発芽は多少遅れますが、健苗に育ちます。正常な発芽では種皮は地中に残り、子葉がしっかり地上で展開します。

 発芽までは十分潅水しますが、発芽後は日光によく当てるとともに乾きぎみに管理し、20~25日くらい育苗します。発芽後の日中気温は25℃前後、夜間の最低温度(地温16~17℃、気温12~13℃)で管理します。低温期には地温を加温しましょう。

 本葉3枚ごろに5号ポットに移植して株間を広げ、徒長を防ぎます。育苗用土には適度の施肥をしておきましょう。ポット育苗ではポットの下にすのこを敷き、過湿を防ぐとともに換気も図ってやります。徒長防止には、はたきなどで苗の先端部を軽くなでてやる、接触刺激も有効です。定植1週間前からは、育苗温度を最低12℃くらいに下げるとともに、日中は被覆を開けるか戸外に出すなどのならしをします。 月刊誌Q&A 野菜