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野菜に関するQ&A

アスパラガスのタネまきはどのようにすればよいでしょうか。また育て方は?

アスパラガスのタネまきはどのようにすればよいでしょうか。また育て方は?

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アスパラガスのタネは硬実種子という、発芽に必要な水を吸いにくい構造のため、発芽に日数がかかります。一般に3月ごろにまきますが、発芽をよくするために種子をすり鉢などで軽くこすって表面に傷をつけ、25~30℃の微温湯に3日間浸漬します。浸漬中は毎日2回くらい湯を取り替えましょう。浸漬後2.5号ポリポットに1粒ずつまき、十分潅水します。発芽には2~3週間から1カ月ほどかかります。霜の心配のなくなったころに定植します。

 根は1~2m の深さに伸びるので、耕土の深い排水のよい畑を選びます。多年生作物のため、植え付け前に十分深耕し、酸度の矯正を行い、堆肥など有機物をできるだけ多く耕土全層にすき込んでおきましょう。元肥は定植7~10日前に、化成肥料、鶏ふんなどを全層施肥し、1.5m の幅で畝立てし、株間30㎝ で定植します。本格的な収穫は3年目以降から始めます。 月刊誌Q&A 野菜