野菜に関するQ&A
レタスのタネをまこうとしたら、ペレット種子でした。ペレット種子の特徴を教えてください。また芽出し処理は必要ですか。
レタスのタネをまこうとしたら、ペレット種子でした。ペレット種子の特徴を教えてください。また芽出し処理は必要ですか。
レタスのタネは長楕円形の偏平でまきにくいため、ペレット種子が流通しています。ペレット種子(コート種子)は天然素材の珪藻土などを主成分とし、種子を核として均一な球状に成形したものです。3~4㎜ くらいの大きさで、まきやすく、機械播種も容易です。間引きの手間も省けて作業性が向上します。
特徴としては、次の3点が挙げられます。
① ペレット種子はコート剤が水で溶けて発芽するため、発芽には十分な水分が必要で、乾燥には特に注意します。
② レタスは、発芽時から光を好む性質(好光性)があり、光が少ないと順調に生育しません。タネまきの際は、まいたタネが乾燥しない程度にごく薄く土をかけるようにします。
③ 水分を使って加工しているので、裸種子より種子としての寿命が短いです。開封したらできるだけ早めにタネをまきます。
保管する場合は、絶対に吸湿しないように密封し、冷蔵庫などで保管します。なおペレット種子の芽出し処理は必要ありません。