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野菜に関するQ&A

家庭菜園ですが、トマトを接ぎ木して育てたいと考えています。接ぎ木する時のポイントを教えてください。

家庭菜園ですが、トマトを接ぎ木して育てたいと考えています。接ぎ木する時のポイントを教えてください。

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トマトの接ぎ木では台木と穂木に相性があるので、台木用品種であることをタネ袋などを見て確認します。穂木と台木の選択後には、接ぎ木操作とその後の活着までの管理が重要になります。

 トマトでは割り接ぎ法か呼び接ぎ法で接ぎ木されますが、一般的な割り接ぎ法で説明します。まず、台木のタネを穂木より5~7日早くまき、大きく育てておきます。4.5~5葉期になった台木に、3.5~4葉期の穂木を接ぎ木します。

 作業は日陰で、風のない所で行います。

 ①まず台木に本葉2枚を残して、新しい安全カミソリで先端を切リとります。②台木の切断面にカミソリで、軽く切り込みを入れます。③穂木は本葉2枚をつけて切りとります。④切りとった穂木の下端両側を、カミソリでV字に削ります。⑤台木の切れ込みに穂木を差し込み、クリップで動かないよう固定します。⑥鉢上げ後、活着までは日陰でトンネルをかけ、不織布などで遮光します。しおれないよう、霧吹きで時々湿らせます。 月刊誌Q&A 野菜