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野菜に関するQ&A

イチゴの果実とランナーが同時に生長しています。どのように管理すればよいですか。

イチゴの果実とランナーが同時に生長しています。どのように管理すればよいですか。

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ランナーは次年度の株を養成するために大切ですが、一般的に開花、結実期に出てきたランナーは、収穫が終わるまでは伸びるまでに摘みとります。ランナーを切ることで、株に余分な負担をかけず養分を果実に回してよい実をならすことができますので、見つけたらこまめに切ります。根元を傷つけないように、根元から少し離れた所で切ると、そのランナーは次第に枯れていきます。

 なおランナーから株を殖やすには、春の収穫時期が終わった後、そのまま生育させます。夏場に伸びてきたランナーの2番目以降の子株が揃いもよく、来年用の株として秋に養成します。親株や親株に一番近い子株は病気などを伝染させる恐れがあるため使いません。

 新葉が展葉してくるのにあわせて、枯れ葉や古葉は病気予防のため根元から摘みとり、株元や果房への日照をよくしてやります。 月刊誌Q&A 野菜