野菜に関するQ&A
ニガウリの雄花と雌花の開花期があわず、なかなか実がなりません。実らせるためにはどうすればよいでしょうか。
ニガウリの雄花と雌花の開花期があわず、なかなか実がなりません。実らせるためにはどうすればよいでしょうか。
ニガウリは高温性の野菜ですが、ご質問では花が咲いているので早まきしたのが原因ではないようですね。植物体が小さいうちは雄花がつきやすく、雌花はあまりつきません。雌花を早くつけさせるには、親づるに本葉が10枚ほどついたころに摘芯して、子づるを5~8本伸ばさせます。これらの親づる、子づるをネットに誘引してやり、子づるから出る孫づるは放任します。
孫づるが込みあえば整枝や摘葉をして、日当たりと風通しを図ります。すると雌花が早くつくとともに、生育が進むにつれ、たくさんの雄花と雌花がつくようになります。そうなれば、雄花と雌花の開花時期を気にする必要はなくなります。
また、肥料をやりすぎてはいないでしょうか。多肥をするとつるボケになりやすく、雌花のつきが悪くなります。1度に多肥をしないようにしましょう。
ニガウリは葉の面積が大きいため蒸散が盛んで、高温期に水やりが不足すると、着花が悪くなります。葉をしおれさせないよう、十分な水やりをしましょう。