花に関するQ&A
ハナミズキの苗を植えてから1年が経ちますが花がまだ咲きません。どのくらいで咲きだしますか。
ハナミズキの苗を植えてから1年が経ちますが花がまだ咲きません。どのくらいで咲きだしますか。
ハナミズキの苗は接ぎ木と実生によるものがあり、苗の種類により開花年齢に達する時期が異なってきます。
実生苗であれば植えてから開花まで5~7年、接ぎ木苗であれば3~5年かかります。まず、植えた苗が実生であるか接ぎ木苗であるかを確認しましょう。市販されている苗は、主に接ぎ木苗です。
ハナミズキには花弁(総包片)が淡紅色から濃紅色まであるベニバナハナミズキ、果実が黄熟するキミハナミズキ、花弁が6~8枚あるヤエハナミズキ、葉に淡黄色の斑が入るキフハナミズキなどがありますが、これらの園芸種は接ぎ木で苗が作られています。
また、ハナミズキは半日陰でも育ちますが、日当たりと水はけがよく、西日を避けられる、乾燥しすぎない所がよく育ちます。西日が強く当たると、葉焼けや幹焼けなどを起こす場合があります。
なおハナミズキは、夏には今年伸びた枝先の芽に花芽ができているので、夏以降に枝先を切ってしまうと翌春に花は咲きません。9月ごろになると枝先の花芽が大きく膨らんでくるので簡単に見分けることができます。
苗の間はあまり剪定せずに木を大きく作るように心掛けましょう。