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野菜に関するQ&A

リーキ(西洋ネギ)を初めて栽培しますがネギと同じ栽培方法で問題ありませんか。

リーキ(西洋ネギ)を初めて栽培しますがネギと同じ栽培方法で問題ありませんか。

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ネギと同じ属のリーキはネギよりも太く、下仁田ネギによく似ていますが葉がかたく偏平です。ネギより耐暑性があり耐寒性も強く、暖地から寒冷地まで幅広く栽培できます。

 タネまきは一般地で3月中旬~4月下旬、暖地では9月初旬~10月下旬に行います。セルトレイに培養土を入れ、1粒まきが簡単です。本葉が4枚になったら定植します。

 植え付けには連作を避け、水はけのよい畑を選びます。苗を植え付ける2週間前までに石灰と堆肥を入れて深く耕し、1週間前までに元肥を入れてよく耕しておきます。深さ15㎝ほどの植え溝を掘り、苗を10㎝間隔に置いて、株元に根が隠れる程度の土をかけます。葉が左右交互に開くので、畝に平行に植えると土寄せなどの作業が容易です。

 追肥と土寄せは定植1カ月後から、1カ月おきに3回行います。根深ネギと同様に1㎡当たり15~20gの化成肥料を施し、土寄せをします。なお土寄せは葉の付け根が開いて土が入りやすいので注意し、やや浅めにします。葉鞘(白い部分)の長さが約20㎝、太さが2㎝余りになれば収穫します。なお、べと病や萎凋病には弱いので早めに防除に努めましょう。 月刊誌Q&A 野菜