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野菜に関するQ&A

スイカの授粉日を忘れてしまい、積算温度もよく分かりません。それ以外によい収穫適期の判断方法はありませんか。

スイカの授粉日を忘れてしまい、積算温度もよく分かりません。それ以外によい収穫適期の判断方法はありませんか。

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スイカの収穫適期を知るには、交配した授粉日を記しておくのがすすめられています。普通には大玉種では交配後45~50日後、小玉種では35~40日後が収穫適期です。しかしこれも品種により若干異なるため、タネ袋を見て日数を確認します。その日数を目安に試し収穫をして、正確な収穫適期を判断します。しかし、交配日や開花日を豆荷札などに書いてつるしておくのは、なかなか面倒であり、書き忘れることもあるでしょう。そこで交配日以外の収穫期を判断する方法として、次のような点があります。これらのいくつかを目安に試し収穫をして、適正な収穫時期を決めるとよいでしょう。

① 着果している節から出ている巻きづるの全体が茶褐色になり、かたくなってきたかどうか。

② ①と同じ節から小さい葉が出ていますが、その葉が茶褐色になり枯れてきたかどうか。

③ 果実の肩部が横に張ってくるとともに、光沢が出てきたかどうか。果実の肩というのは、側枝につながってつるが出た方のことです。

④ 果実の尻部の花落ち部分のへこみが深くなり、少し押して弾力があるかどうか。果実の尻というのは肩の反対側で、花がついていた方のことです。

⑤ 同じく果実の尻部で、マルチや敷きわらなどに接していた部分に玉直しをしていなければ、黄色から濃黄色~オレンジ色になってきているかどうか。家庭菜園で尻部の色が気にならなければ、接地面を動かす玉直しをしないでそのままにしておくと、果色の変化が分かり便利です。 月刊誌Q&A 野菜