花に関するQ&A
ミニヒマワリ‘ F1グッドスマイル’のタネがあるのですが、8月以降にまいても花は咲きますか。
ミニヒマワリ‘ F1グッドスマイル’のタネがあるのですが、8月以降にまいても花は咲きますか。
ミニヒマワリ‘F1グッドスマイル’は高性のヒマワリのイメージを生かしつつ草丈を矮性にしたもので、鉢や花壇で手軽に栽培できる品種です。開花に対しては日長に影響されにくく、タネまき後50~55日で開花する極早生の特性をもっています。そのため生育に適した温度があれば周年栽培が可能です。発芽適温25℃、生育適温15~35℃といわれ、高温性の植物と思われることが多いようですが、意外に低温にも強い面があります。最低温度が10~15℃あれば開花までの日数(到花日数)はかかりますが、多くの場合開花します。ご質問のように、8月以降のタネまきでも十分に開花します。
地方によって変わりますが、大阪で9月7日にまいたところ、11月3日に正常に開花しました。9月中下旬以降のタネまきであれば、開花期が低温になっており、蕾から開花までの日数がかかり、開花しにくいこともあります。そのような場合はビニールハウスや室内で管理するとよいでしょう。また、このヒマワリは日照時間の長い時(長日期)は節間伸長が促進されるので、5~6月に最も草丈が伸び、露地直まき栽培では草丈約45㎝、花径15㎝くらいになります。9月以降の短日期には、開花日数は長日期と変わりませんが草丈がより低いものになります。
もともと矮性品種ですが、工夫によりさらに小さく作ることができます。9月以降の短日期に栽培し、9㎝程度の小さなポットで根量を制限して栽培すれば、草丈10㎝くらいの超ミニヒマワリの花が楽しめます。