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野菜に関するQ&A

秋まき葉根菜のタネまきが遅れてしまいました。11月でも育てられる、おすすめの野菜はありますか。

秋まき葉根菜のタネまきが遅れてしまいました。11月でも育てられる、おすすめの野菜はありますか。

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11月にタネをまく葉根菜は寒さに向かう低温期の栽培のため、ハウスやビニールトンネル、マルチを活用して保温するのがよいでしょう。栽培に当たっては、特に品種の選択が大切です。さらに低温期でも乾燥しがちなので水管理には注意しましょう。

 一般中間地での栽培について、ダイコンでは、晩抽性で低温肥大性に優れる‘春神楽’‘初神楽’‘桜風’‘三太郎’などの品種を選び、トンネルとマルチまたはハウスで保温し、抽苔を抑えながら生育促進を図ります。作りやすいカブの‘耐病ひかり’は、暖地では11 月にタネまきが可能でおすすめです。トンネルで栽培し、乾燥に気をつけ生育促進を図ります。

 暖地においては、適応性の広いニンジン‘向陽二号’をトンネル栽培し、4~5月どりも可能です。キャベツでは11月にタネをまき、育苗をして2~3月に定植、5~6月ごろに収穫する‘おきな’‘YR若空’‘YR天空’などの栽培も考えられます。リーフレタスの‘レッドファイヤー’‘レッドファルダー’‘グリーンウエーブ’などもトンネル栽培に適します。ホウレンソウでは‘弁天丸’‘牛若丸’‘早生サラダあかり’を使ったトンネル冬どり栽培も可能です。

 コマツナの‘菜々美’‘楽天’を使ったハウスやトンネル栽培、シュンギクのハウス栽培もよいでしょう。 月刊誌Q&A 野菜