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花に関するQ&A

パンジーの植え付けが遅れてしまいました。これから植え付けて大丈夫でしょうか。暖かくなってからの方がよいでしょうか。

パンジーの植え付けが遅れてしまいました。これから植え付けて大丈夫でしょうか。暖かくなってからの方がよいでしょうか。

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パンジーの植え付けは通常、10月~12月中旬に行います。早く植え付けて寒くなるまでに根を張らせ、株を大きくしておきます。パンジーの耐寒性は強く、マイナス5℃くらいで、寒くなると生長が止まったようになります。花つきの株も続けて咲くことが少なくなりますが、土中の根はずっと活動しています。

 2月中下旬から目に見えて生長を始め、3月になると株がこんもりと茂り、花が咲いてきます。植え付けが遅れた場合、生長の遅れにもつながるので、できるだけ早く植え付けるようにしましょう。適切な管理をしていれば、2月下旬より急速に生長を始めます。そのため、植え付け株の周囲にはバーク堆肥やピートモスなどでマルチングをして、地温の上昇と保温、保湿に努めます。

 ただし、2月の厳寒期に植える場合や降霜の多い地域では、マルチングと寒冷紗や不織布シートなどで霜よけしたりベタがけしたりして保護します。鉢植えやプランター植えであれば、日当たりがよく、霜の降りない軒下などに置くと安心です。

 植え付け時に元肥を入れていても、寒い時期は根の生長が少なく肥料の吸収が少ないので、液肥を併用します。植え付け後2週間くらいからと、2月中旬からは週1回、与えるようにします。なお、積雪の多い地域や土壌の凍結のある地域では、植え付けは春まで待つようにしましょう。 月刊誌Q&A 花