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野菜に関するQ&A

ミョウガを育てています。いつのタイミングでどこを収穫すればよいでしょうか。

ミョウガを育てています。いつのタイミングでどこを収穫すればよいでしょうか。

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ミョウガを栽培すると、蕾(開花する前の若い花序)を花ミョウガとして、若茎(新芽)をミョウガタケとして、それぞれ収穫できます。通常の栽培では3~4月に植えて、8月~9月中旬ごろから花ミョウガを収穫できます。ただし、1年目にはミョウガタケは収穫せず、まずは茎葉を生育させて株を充実させましょう。最初の年は株の充実程度により花ミョウガの収穫時期が不安定で、収穫できない場合もあります。株が充実してくれば、次年度より7月下旬ごろから収穫できます。

 ミョウガは多年草で病虫害にも強く、どんな土性の畑でも数年間栽培できます。ただ、乾燥と強い日差しを嫌うため、樹木の日陰になり、湿り気のある所が適地です。株が充実していれば、株の周囲に次々と出てくる蕾を花ミョウガとして収穫できます。花が咲くと品質が低下するので、開花するまでに収穫しましょう。6~8月に収穫するものを夏ミョウガ、8~10月に収穫するものを秋ミョウガと呼び、秋ミョウガの方がやや大きくなります。ごく弱い日光が当たると紅色になります。

 ミョウガタケは、植え付け後、2~3年目から出てくる若茎(新芽)を指します。きれいなミョウガタケにするには、土寄せするか遮光して新芽を日差しに当てないようにする「軟白」の作業を2~3週間行い、20~30㎝に育てます。その後、軽く日光に当てる「軟化処理」をすると、5~7月ごろに白と薄紅色のコントラストが鮮やかなミョウガタケができます。 月刊誌Q&A 野菜