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花に関するQ&A

デルフィニウムがうまく発芽しません。どうしてでしょうか。

デルフィニウムがうまく発芽しません。どうしてでしょうか。

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デルフィニウムは、本来宿根草です。ただ、夏の高温多湿な環境が苦手で日本では夏越しが難しく、一般的に秋まき一年草とされています。じつは、華やかに色づく花弁状のものはがく片で、本来の花弁は中心部に集まってついています。また、デルフィニウムの名は、蕾の形がイルカ(ドルフィン)の姿に似ていることからつけられており、ぐっと近づいて観察するのも楽しいものです。

 さて、うまく発芽しない原因として一番考えられるのは、タネをまいた時の温度が高すぎたのではないでしょうか。デルフィニウムは高温多湿を嫌い、発芽適温は15~20℃です。25℃を超えるような高温では、極端に発芽や生育が悪くなります。

 うまく発芽させるには、タネまきから発芽までの温度管理が大切です。京都府立植物園では、気温が17~18℃まで下がるのを確認し、セルトレイに1粒ずつまいています。昨秋は、10月10日に‘オーロラ’系品種のタネをまき、80%程度の発芽率となっています。

 まず、発芽までは温度が上がらないよう寒冷紗で覆い、発芽するまでに2週間程度かかるので水を切らさないよう、乾燥にも注意しながら管理します。また、暗発芽種子のため5㎜程度覆土をし、新聞紙をかけるなど光を遮ることも発芽率向上につながります。発芽後は寒冷紗を外し、しっかりと日光に当て、本葉が2~3枚出てきたら鉢上げします。 月刊誌Q&A 花