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野菜に関するQ&A

キュウリのつるの仕立て方を教えてください。

キュウリのつるの仕立て方を教えてください。

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キュウリは高温期には生育が早く、葉も大きく広がります。主枝である親づる、親づるの節から出る子づる、また子づるから出る孫づる、それぞれに雌花がつき、実になります。したがって放任するとたくさんの雌花がつくものの、育たない雌花ができて落花したり、不良果になって収穫果数が減少することにつながります。これらを防ぐため、親づるをネットに誘引すると共に、こまめにつるを整枝して、着果に見合った葉の生育を確保しましょう。

 そのためには株間を50㎝くらいで定植します。次いで親づるである主枝の1本仕立てにし、手の届く高さで摘芯しましょう。摘芯することにより、下の各節から子づるが伸びてきます。キュウリには雄花と雌花がつきますが、摘芯すると雌花がつきやすくなります。キュウリの雌花は単為結果性が強いため、雄花がなくても実は肥大します。株が小さいうちに実をつけさせると株が弱るので、5~6節目までの花芽と子づるはすべてかき取りましょう。

 その後は、節から伸びてくる子づるは2葉を残して摘芯します。孫づるは全体の込み具合を見ながら放任するか、過繁茂にならないよう適当な節で摘芯します。子づるの発生が少ない場合には、10~20節から出る子づるを1~2本伸ばすとよいです。収穫が始まってからは、追肥と水やりを切らさないように気をつけましょう。 月刊誌Q&A 野菜