野菜に関するQ&A
春先になるとトマトの苗が多くの園芸店で並ぶようになりますが、どのような苗を選べばよいのでしょうか。
春先になるとトマトの苗が多くの園芸店で並ぶようになりますが、どのような苗を選べばよいのでしょうか。
苗半作という言葉があるように、性質のよい苗を定植することで畑での生育が最初から順調に進みます。よい苗を求め、あるいは苗を育てて楽しい家庭菜園を行いましょう。
最近ではいろいろな特性の苗が販売されていますが、基本的には次のようなことに注意しましょう。
①茎がしっかりしていて徒長していないか。②生長点付近の葉色が鮮やかな緑色をしているか。③茎や葉に奇形がなく、病気が見られないか。④連作園場(ナス、ピーマンを含む)用には接ぎ木苗で、根につく病気に耐病性をもつ品種の苗か。⑤蕾が見える苗で、開花し始めており、定植後すぐに開花するような状態の苗か。
実際には苗の大きさや鉢の大きさもいろいろで、小鉢で蕾が見えていない小苗(若苗)の販売が多く見られます。若苗を定植すると後の生育が強くなりすぎることが多いため、ひと回り大きい鉢に植え替えて追加育苗してから定植するか、小苗のまま定植する時は元肥の量を少なくします。
苗の販売は少し早くから行われますが、霜が完全になくなってから植えるのが安心です。