野菜に関するQ&A
ゴボウの表面に染み状の斑点ができます。何かの病気でしょうか?
ゴボウの表面に染み状の斑点ができます。何かの病気でしょうか?
ゴボウを食べるのは世界でも日本人ぐらいですが、中国では薬用として利用されています。
食物繊維が豊富で、便秘や大腸ガンの予防に効果があるといわれ、煮物、きんぴら、天ぷらのほか、サラダとしても使われ、人気が高い野菜です。
ゴボウの表面にできる暗褐色から暗黒色の染み状の斑点は、一般にやけ症と呼ばれ、連作障害の1つです。ピシウム菌による根腐病やリゾクトニア菌による黒あざ病、フザリウム菌による萎ちょう病などの病害が原因で発生します。
予防法としては連作を避け、4~5作以上ゴボウの作付けをしないことです。スイートコーンやラッカセイなどと輪作するとよいでしょう。
なお、被害株は除去することが大切です。
栽培期間が長いと被害が増加する恐れがあるので、若堀りによって被害を最小限に抑えましょう。