タキイ　ロングセラー大図鑑

名誉ある「プラント オブ センチュリー」を受賞した園芸の歴史に名を刻む名品。タキイが日本の通販で最初に販売を開始。英国ブルームス社の誇る優良宿根草。

暑さに弱く、作りにくいエンレイソウを家庭園芸で楽しめるまでに押し上げた大輪八重咲き種。アメリカから輸入し、栽培されたのは35年以上前にもなるが、その人気は衰えず、群生や大鉢仕立てにするなど楽しみ方が広がっている。

「つる植物の女王」と呼ばれるクレマチス。その中でもプリンセスの名を冠したこの品種は、強烈な個性の赤花とその栽培のしやすさから20年以上経った今でも人気は高い。

近年、そのよさが認められ少しずつ認知度が上がっている。じつは古くから実績のある人気種で、すでにイギリスやアメリカをはじめさまざまな国で賞を得ている。メタリックシルバーの独特な葉は、半日陰のガーデンにこれからますます注目を集める。

全欧州草花品種審査会で金賞受賞。花色が変わることで人気を博した品種。四季咲き性強く、株のまとまり、花上がりのよさもロングセラーの秘密。

2000年にホスタオブザイヤーを受賞するなど世界的にも評価が高く、その美しさと存在感は群を抜く大型ギボウシ。

並み居る受賞品種にも決してひけをとらないジャーマンアイリスの美花。20�pほどの大輪花で、純白に青覆輪の澄んだ花色は一際輝きを放つ。30年近く愛され続ける人気ナンバー1品種。

人気の移り変わりの激しいペチュニア。その中でほかにないライム色花は存在感がある。それに加えて花の大きさ、作りやすさも長く愛される理由。

「ブルーヘブン」に続き発売された河本バラ園作出のフロリバンダ品種。細くやわらかい枝ぶりと優しい花色、ひらひらと波打つエレガントな花形が2004年日本フラワー＆ガーデンショウで人気を集め、切り花部門で1位。

アジサイブームの火付け役ともいえる八重咲きガクアジサイ。タキイで発売開始した当時は斬新な花形で話題に。

2002年フロリアード（園芸博覧会）で金賞受賞。シャクナゲとツツジの交配種で、春早くに、鮮やかなピンク色の花が株全体を覆い尽くし、驚くほど花つきのよい品種。

一本でさまざまな色、形の花が楽しめるツバキの名品。紅、白覆輪、絞りの花色、宝珠〜八重咲きの中輪。一週間、七つの曜日に違う花を見られるほど変化に富む。

夏の定番花グラジオラスの人気品種。一際目立つゴージャスな大輪種で花壇や切り花に最適。代表的な切り花生産地としては、茨城県、長野県などがある。

日本を代表するダリアの育種家・鷲澤幸治さん作出の傑作。濃紅、桃、白が気まぐれに混じり咲く珍しい花色が特徴。品種の移り変わりが早いダリアでは稀なロングセラー！

“ロータスピンク” の愛称で知られピンク色の大きな花が特徴。大阪花博で人気を博し、切り花や鉢物での需要が多い。代表的な切り花生産地は沖縄や九州地方。

個性的な花形で人気のグロリオサの代表品種。生け花や切り花で重宝される。別名「クライミングリリー」。代表的な生産地としては高知県・愛知県などがある。

隠れた名品。超極早生で早く収穫できるだけでなく、樹上で完熟させると極上の味にもなる長期収穫可能な家庭菜園向き果樹。

育てやすく実もたくさんなり、しかもおいしい。1本で結実しやすいので、一家にどうしても1本ブルーベリーをというニーズにマッチした人気品種。

新しい品種が次々と出てくるブドウの中で、極大粒と作りやすさから人気の衰えないロングセラー品種。

完熟のぬるっとした食感に加え、完熟前のシャキッとしたおいしさを世に知らしめたとされる甘柿の名品。

「蓬莱柿（ほうらいし）」の名で古くから親しまれている在来種。イチジクの中では耐寒性が強く、日もちのよい品種で、やわらかい果肉、やや酸味の多い適度な甘さと独特の香りは、昔なつかしいイチジクの味として今でも愛され続けている。

近年の健康ブームもあり人気の衰えない種類の一つ。大振りでどっしりとしたショウガではあるが肉質は密で味もよい人気種。

小振りながら新食味のジャガイモ。一度食するとその味がやみつきになり、リピート率も高い人気品種。

京野菜として有名で、その歴史は約300年。独特の芋姿と滑らかな肉質で人気は衰えを知らない。