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ニューサマーオレンジを育てよう

ニューサマーオレンジを育てようニューサマーオレンジを育てよう

最近、市場で見かけるようになったニューサマーオレンジをご存じですか?
ほんのりした甘みがさわやかなカンキツです。収穫期はミカンなどより少し遅く5月ごろ。
気温がぐっと上がる初夏にぴったりのおいしさです。
ぜひご自宅で栽培して、くせになるそのおいしさを味わってみてください。

ニューサマーオレンジは産地によって呼び名が違う

ニューサマーオレンジは、鮮やかな黄色の果実とさわやかな香りが特徴で、初夏の味覚として静岡県伊豆を代表するカンキツです。このカンキツは歴史が古く、江戸時代の文政3(1820)年に現在の宮崎市の真方安太郎氏宅で自生しているのが発見されたのが始まりで、その後全国へと広まりました。伊豆に導入されたのは大正初期で、大正3(1914)年に上野公園などで開催された東京大正博覧会で展示されているものを見た生産者が栽培を始めたといわれています。ただし、当時はそれほど広がりを見せることはなく、本格的に栽培が広まったのは昭和40年代後半からでした。
ニューサマーオレンジは、産地によって呼び名が違う珍しい品種で、宮崎県では「日向夏」、高知県では「小夏」、静岡県や愛媛県などでは「ニューサマーオレンジ」と呼ばれています。それぞれの呼び名は、カンキツの研究者であった田村利親氏が由来といわれています。まず、田村氏により明治20(1887)年に「日向夏蜜柑」と命名されました。その後、田村氏によりアメリカのカンキツ研究者へ「new summer small orange」と紹介されたことから「ニューサマーオレンジ」と呼ばれるようになりました。

土屋 明浩

土屋 明浩(つちや あきひろ)

1983年静岡県生まれ。東京農業大学農学部卒業後、JA伊豆太陽に入組。以来、柑橘営農指導員として産地の生産者をサポートしている。

ニューサマーオレンジは厚い皮の白い綿にも甘みがある

ニューサマーオレンジは食べ方に特徴があるのもおもしろいところです。普通のミカンのようにむいて食べてもおいしいのですが、ニューサマーオレンジの皮は厚く、白い綿の部分にほのかな甘みがあるので、果肉と一緒に食べると違った風味を楽しむことができます。特にこの食べ方をすると味がまろやかになるので、酸味を強く感じる際などにお試しください。また、とにかく加工しやすいカンキツで、皮にえぐみがないので、皮を使ったマーマレードやオレンジピールなども作りやすくておいしいですし、さわやかな香りを生かした果実酒やデトックスウォーターなどもおすすめです。
温暖地であれば手軽に栽培できるので、ぜひご自宅の庭に植えて、さわやかなおいしさを実感してみてください。

ニューサマーオレンジを栽培してみよう!ニューサマーオレンジを栽培してみよう!

ニューサマーオレンジの果実

ニューサマーオレンジの果実は、木の上で冬を越し、翌年の5月に収穫となります。冬季にマイナス4℃以下の低温に当たると果実が凍結し、果汁がなくなってしまいます。植栽に当たってはマイナス4℃以下になるような場所を避けましょう。また、日照を必要とする品種なので、日当たりがよく、水はけのよい場所を選びましょう。

苗木が届いたら…

カンキツの苗木は、根が乾燥してしまうとうまく水を吸えなくなり枯れてしまいます。苗木が届いたらバケツなどに水を張り、根が乾燥しないようにたっぷり水を吸わせましょう。その後、速やかに植え付けてください。すぐに植えられない場合は、地面に仮植してたっぷり水をあげてください。

植え付け

幅50〜60p、深さ40〜50p程度の植え穴を掘ります。植え穴には苗木1本当たり完熟堆肥10〜20s、溶リン500g、炭酸カルシウム剤、または苦土石灰2sを目安に投入し、掘り出した土と混ぜておきます。堆肥は必ず完熟のものを使用してください。
地表近くに細い根が多い木には品質のよい果実ができます。太く長い根が出ている場合は根の先端を切り戻しておきます。また、巻き根や傷んでいる根があれば取り除きましょう。さらに接ぎ木部から30p程度の長さで枝を切り返します。その付近に春芽と夏芽の境に当たる輪状芽という節がある場合は、その下で切ることで強い芽を吹かせることができます。
植え付け時には根を四方に広げ、ていねいに覆土して接ぎ木部は地表面から出るようにします。木の周囲に盛り土をして周囲を少し掘って水鉢をつくり、たっぷり水やりして根と土をなじませてください。
鉢植えの場合は、排水性をよくするために鉢底に軽石などを敷いてから植え付けます。

鉢植え
地植え

植え付け後の管理

植え付け後は根元を敷き草やわらなどで被覆すると乾燥や雑草の繁茂を防止できます。根が活着するまでは風などで倒伏する危険性があるので支柱を立て固定します。

適した受粉樹を選ぶ

ニューサマーオレンジは1本では結実しにくい、自家不和合性という性質をもっています。安定して結実させるには授粉樹が必要となります。授粉樹に適している品種とそうでない品種がありますので注意してください。'農間紅八朔'や'紅甘夏'と混植するのがおすすめです。ハチや昆虫などによって受粉しますが、人工授粉を行うとより安定した結実が期待できます。人工授粉のやり方は、授粉樹の花の雄しべを取り、花粉をニューサマーオレンジの花の雌しべの柱頭へつけてください。授粉用花1花につき、5花程度を目安に授粉してください。

農間紅八朔(のうまべにはっさく)

農間紅八朔(のうまべにはっさく)

ジューシーで糖度が高く濃厚な味わい。収穫期は1月。

紅甘夏

紅甘夏

果肉はやわらかく甘みが強くてジューシー。
収穫期は1〜2月。

1年目の管理

施肥

3〜10月まで、月1回化成肥料を施用します。

水管理

土壌が乾燥した場合は水やりをします。鉢植えの場合は過湿に注意してください。

病虫害の防除

6月中旬以降に発生する新梢にハモグリガ、アブラムシなどがつきやすいので、薬剤を散布して予防します。散布は2週間ごとを目安に実施します。ミカンハダニ、カイガラムシの発生にも気をつけましょう。

剪定

樹形は開心自然形としますが、葉数を確保するために強い剪定は控えましょう。翌年の3月に主枝候補となる3〜4本程度を決め、主枝に競合する枝や、緑化していない夏秋梢があれば切除します。

1年目の管理

2年目の管理

基本管理は1年目と同様に行います。

芽かき

春芽の伸長が終わった5月下旬に主枝を3本選抜し支柱を立てて誘引します。主枝はバランスよく配置できるように選びましょう。主枝以外の主幹から発生した新芽は芽かきします。また、主枝の先端から複数の枝が発生した場合は、芽かきで1本にしましょう。

剪定

基本は1年目と同様です。主枝は輪状芽から先の3分の1程度を切り戻すことで、春に強い芽が出やすくなります。

2年目の管理

3年目以降の管理

基本管理は1年目、2年目と同様に行いますが、
花芽がつき始めたら下記の管理を実施しましょう。

施肥

3月、6月、8月、10月に施肥をします。3月と6月は有機質肥料、8月と10月は化成肥料を施用します。

人工授粉

新芽の先端についた有葉花に授粉樹の花粉を人工授粉します。

摘果

7〜8月に葉数80〜100枚に1果を目安に摘果をします。鉛筆の太さくらいの枝の先に、葉が100枚程度あるといわれています。

病虫害の防除

黒星病、ハダニなどの発生に注意が必要です。早めに薬剤を散布して予防しましょう。

収穫と剪定

翌年の5月に収穫できます。収穫が終わったら剪定します。込み合った枝を間引き樹冠内部まで日差しが入るようにしましょう。

3年目以降の管理

ニューサマーオレンジのおいしさを堪能しようニューサマーオレンジのおいしさを堪能しよう

まずは、白い綿の部分と果肉を一緒に食べて、ニューサマーオレンジならではのおいしさを味わってみてください。中には白い綿を残して果肉をカットしたものにしょうゆをつけておつまみにする方もいるようです。たくさん収穫できたら、ジャムやゼリーにしたり、皮を甘く煮込んでオレンジピールにしたりするとおいしく保存ができます。伊豆ではニューサマーオレンジの加工品がたくさん作られていて、お土産物として人気を集めています。中でも人気の高いジャムの作り方をご紹介しますので、ぜひお試しください。

伊豆のニューサマーオレンジの加工品はお土産にも大人気!
リンゴのようにナイフで表面の黄色い部分の皮をむく。

リンゴのようにナイフで表面の黄色い部分の皮をむく。

白い綿の部分を残したものを果肉と共にそぎ切りに。

白い綿の部分を残したものを果肉と共にそぎ切りに。その時に果実の中心部を外して切るとタネを外すことができるので食べやすくなる。

ニューサマー
オレンジジャム

さわやかな甘みがくせになる
ニューサマー
オレンジジャム

パンに塗るだけでなく、ヨーグルトに入れたり、少し水でゆるめてパンナコッタにかけたりするのもおすすめ。また、ダイコンやキュウリなどの酢漬けを作る際に、砂糖の代わりにこのジャムを加えるとさわやかな香りが出てとってもおいしい!

材料

ニューサマーオレンジ…3s(1果重200gサイズで15果程度)
砂糖…1s(好みで加減)

作り方

ニューサマーオレンジを皮ごとよく洗い、水気をふき取る。
りんごの皮をむく要領で表皮に白綿がついた状態で皮をむく。皮の厚さは好みで調節。中の房を傷つけないように注意する。
(2)を千切りにし、ボウルに水を入れて2〜3回軽く洗って絞る。
果肉を半分に切り、果肉を袋からスプーンを使ってていねいに取り出す。
ボウルに(3)と(4)と砂糖を入れて混ぜ合わせ1時間ほどおく。
鍋に(5)を入れて弱火にかけ、アクをとりながら20〜30分煮詰める。
(6)の粗熱が取れたら煮沸消毒した保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。
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