ミズナ「京シリーズ」

![]() |
![]() |

最近ではサラダの食材などにすっかり定着しました。
栄養価の面では、β−カロテンやビタミンCをたっぷり含み、
カリウム、カルシウムなどのミネラルや食物繊維も豊富な緑黄色野菜です。
家庭菜園でも取り組みやすく、タネまきをしてから短期間で収穫することが可能で、
とても作りやすい野菜です。プランターなどの小さなスペースでも手軽に
栽培できますので、ぜひチャレンジしてみてください。

本年新発売の「京かなで」は、春〜秋どりで栽培が可能。晩抽性に優れるため、春先(一般地の1〜2月まき→3〜4月どり)の時期にまいてもトウ立ちの心配が少ない品種です。また、温度が高い夏場でもじっくりと育つため、長期間収穫を楽しむことができます。 ![]() |


![]() ミズナの栽培を成功させるには、しっかり土づくりをすることが大切です。あらかじめ、1m2当たり完熟堆肥2kg、苦土石灰100gを入れ、深く耕して、水はけと水もち、根の張りがよい豊かな土をつくっておきます。タネまき前には、元肥として化成肥料をチッソ成分で1m2当たり15〜20gを目安に入れ、よく混ぜます(施肥量は、前作の残肥や土質に応じて調節してください)。 |
![]() |

![]() タネまきの量は1m2当たり1〜2mlが基準となります。幅70cm、高さ10cmの畝をつくり、条間15cm間隔でタネまきします。タネは1〜2cm間隔にまき、しっかり覆土して、たっぷり水やりしましょう。発芽が揃うまで表面を乾かさないように注意します。 |
![]() |

![]() コナガやヨトウムシの発生が心配される春夏の時期には、寒冷紗や「サンサンネット」を利用して、トンネル被覆をすると効果的です。虫の侵入を防ぐために、ネットの裾はしっかり土に埋めるのがポイントです。 |
![]() |

![]()
本葉が展開してきたら、3〜4cm間隔で間引きし、株元に軽く土寄せをします。夏場の時期では徒長ぎみになるので、本葉3〜4枚のころ、さらにもう1回、5〜6cm間隔に間引いて、1株1株を大きく育てましょう。
|
![]() |

![]()
草丈25〜30cmを目安に収穫します。夏まきではタネまきから25〜30日程度、春まきや秋まきでは30〜40日程度、冬場で60〜80日程度で収穫できます。 |
![]() |
