- ナスは乾燥に弱いので保水性を保てる環境で育て、水分管理をしっかり行いましょう。
栽培のポイント
ナスは乾燥に弱く、保湿性の高い少し重たい土を好みます。畑はできるだけ深く耕し、十分に堆肥を施して保水性を高めるようにします。
定植は畝幅180cmの1条植えで、株間は60cmにします。
無理な早植えは避け、一般地で5月中旬以降、霜の心配がなくなり、最低気温が10℃を越えるようになってから定植します。
1番花の蕾が膨らみ、花が咲く直前ごろが定植の最適期です。
ナス栽培では、株を作っていく栄養生長と果実を成らせていく生殖生長とのバランスを上手にとって栽培していくことが、良品多収の基本となります。
1番果の収穫時期に、速効性化成肥料1握りを2株へ分けて施します。その後は10~14日間隔を目安として施しますが、草勢に応じて追肥の間隔を調整します。
1番花の2つ下のわき芽をのばし、それまでのわき芽は早めにつみとります。
梅雨の明ける7月中旬以降は、ふところ枝や下部の細い枝を早めに取り除き、古い葉や傷んだ葉は順次摘葉して、株元に光が入るようにします。梅雨明け後、草勢が弱った場合、追肥の間隔を短くし、潅水をこまめにやって草勢を回復します。また、敷きわらをして地温上昇を防ぎ、果実を普段より小さめで収穫することも、草勢維持のために有効です。
開花後20~25日で収穫。遅くなると味が落ちるので注意します。
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