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120th ANNIVERSARY 120周年 もっと先へ、ずっとともに

120周年特別特集

クレマチス

初心者の方も
チャレンジしやすい!!

及川フラグリーン
オリジナル品種

パテンス八重
天空
5~10月 1.5~2.5m
11~14cm

落ち着いた藤色で中心部が緑色がかる。華やかさと品を兼ね備え、主張しすぎず組みあわせやすい。

パテンス八重
円空
5~10月 1.5~2.5m
11~14cm

藤色系のさわやかな花色。重ねがよくほどよいサイズの花は、松ぼっくりのような形から徐々に開く。

パテンス
チェリーズ・アルボイ
5~10月 1.5~2.5m
12~15cm

淡い赤紫とピンクが混ざる繊細な色合い。先端に濃い色が入るのがアクセントで春に似合う。品種名は桜並木という意味のエスペラント語。

フロリダ
星めぐり

農水省登録品種 「海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)」

5~10月 1.5~2.5m
8~11cm

さわやかな青色と筋の淡色が相まって、初夏の庭によく似合う。すっきりと整った花形で、節々に花をつける多花性。

フロリダ
きりさめ

農水省登録品種 「海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)」

5~10月 2~3m
6~9cm

白地に青紫色の縁が入る花を節々に咲かせる多花性品種。横からやや下向きに舞うように咲く花姿が美しい。

パテンス八重
庭のよろこび
5~10月 1.5~2.5m
7~9cm

ややクリーム色がかる白色。八重花の中でも小さめの花で、品がある。返り咲き性もあり、その名の通り、庭によろこびをもたらしてくれる性質。

テキセンシス・ヴィオルナ
タイニー・ポップ

ポップでかわいいピンク色の
ベル形花を次々に咲かせながら
成長する!

5~10月 1~1.5m
3~4cm

枝の伸びはほどほどで絡まりにくく扱いやすいのも特徴。

テキセンシス・ヴィオルナ
ウォーカーズ・ブルース

透明感のあるさわやかな青色!

5~10月 2~3m
4~5cm

ねじれのある花形で、動きが感じられる。細葉も特徴で、茂っても軽やか。咲き姿に浮遊感がある。

フロリダ
夜明け前

農水省登録品種 「海外持出禁止(公示(農水省HP)参照)」

5~10月 1.5~2.5m
5~7cm

深い濃青色花弁と花芯の色合いがシック。ふわふわとたくさん咲く多花性。

初めてでも気軽に育てられる

栽培ポイント

POINT
01

日当たりのよい場所を選ぶ

少なくとも1日4~5時間、日が当たる場所で育てましょう。クレマチスは植え付けてからきちんと花を咲かせるまでに3〜4年かかります。花が咲かない、枝が細いなどの生育不良は日当たり不足が原因のことが多いようです。半日陰でも、時間をかけながら株がその環境に慣れて咲くようになります。伸びた枝には日が当たり、株元は半日陰という環境は好条件。特に夏の暑さが厳しい地域では、株元を半日陰にすると生育がよくなります。

POINT
02

植え付けは深植えがポイント

庭植えでは直径約40cm、深さ約40cmの植え穴を掘り、掘り上げた土に元肥として、腐葉土(3割)、完熟馬ふん(牛ふん)堆肥(3割)をよく混ぜ込んで植え穴に戻し、苗を植え付けます。茎を1節ほど埋めて、深植えにするのがポイントです。鉢植えでは7号鉢を用意。市販のクレマチス用培養土か、庭植えと同様の土に茎を1節埋めて植え付けます。

POINT
03

乾燥にもやりすぎにも
注意
して水やりを

庭植え

春夏の乾燥や、植え付け直後の乾燥には注意を。約2週間、雨が降らなければ水を与えます。 

鉢植え

年に2~3回の定期的な施肥が大事。できれば 有機質肥料を使いましょう。

POINT
04

施肥で充実した開花を

庭植え、鉢植えに応じて、しっかり肥料を与えるとよく花が咲きます。

庭植え

春夏の乾燥や、植え付け直後の乾燥には注意を。約2週間、雨が降らなければ水を与えます。 

鉢植え

年に2~3回の定期的な施肥が大事。できれば 有機質肥料を使いましょう。

POINT
05

剪定花後春先

❶ 花後の剪定

剪定の目的

  • 2番花を咲きやすくする。
  • 新しい枝を伸ばすことで、夏以降に発生しやすい葉枯れを目立ちにくくする。
  • 株の老化や枝の茂りすぎを予防する。

剪定のタイミング
花後できるだけ早く行う。遅くなると2番花が咲きにくくなる。

方法
系統、品種、大きさに関係なく、株全体の半分くらいで剪定。

❷ 春先の剪定

剪定の目的は、枯れ枝を整理し、新枝が伸びた時の姿をきれいに保つため。

剪定のタイミング
芽の動きが確認できる春先、寒冷地では雪解け後行う。

方法
枝の先端から下に向かって、節々の芽を確認し、丸く膨らんでいる芽を残すように、動きのない部分を剪定する。

初心者でもできる誘引

恐れず枝を触って、からまりをほどくことから始める

つる性植物のクレマチスを、よい雰囲気で咲かせるために必要なことは枝の誘引です。大切なのが、誘引前に枝のからまりをほどくこと。フェンスや枝同士がからまっているのをほどき、誘引できる状態にすることさえできれば、誘引そのものは自由自在です。

枝のからまりを解くポイント

つる性植物のクレマチスを、よい雰囲気で咲かせるために必要なことは枝の誘引です。大切なのが、誘引前に枝のからまりをほどくこと。フェンスや枝同士がからまっているのをほどき、誘引できる状態にすることさえできれば、誘引そのものは自由自在です。

誘引の基本は咲かせたい位置に蕾をもってくること

誘引に正解はありません。基本的には、固まっている枝同士をほどき、花を咲かせたい位置に枝をもっていきます。フェンスを利用し、全体にバランスよく花を咲かせたい時は、枝をほどき、左から右まで枝を全体に散らします。狭い場所ではオベリスクがおすすめ。庭植えなら高さ150~200cmくらい、鉢植えなら高さ70~100cmくらいのオベリスクを用意しましょう。

及川 洋磨(おいかわ ようま)
大学で造園学を学んだ後、岩手県にある実家の「及川フラグリーン」にてクレマチスの生産、育種に携わる。庭での実践を通して「クレマチスのある庭いじり」の楽しさを伝えることにも力を入れている。