キャベツのおすすめ品種は?種まきのポイント・レシピも紹介
はじめて栽培 おすすめ品種
シャキシャキとみずみずしいキャベツは家庭菜園ならでは。
甘みたっぷりのキャベツを家庭菜園でチャレンジしてみてください。
キャベツ・彩音®
低温期にもしっかり肥える!
甘みが強く作りやすいキャベツならこの品種!
栽培のここだけチェック
- キャベツ栽培で重要なのが種まき時期。種まきが遅れると球にならなくなるので注意が必要です。品種毎に種まき時期が違うのでチェックして下さい。
栽培のポイント
POINT1タネまき
7.5cmポットに「タキイたねまき培土」などの培土を9分目まで詰めます。1.5cmの深さの穴をあけ、種を1ポットに3粒まき、覆土します。たっぷり水やりを行い、風通しのよい日陰など涼しい場所に置き、発芽を促します。2~3日で発芽するので、発芽したら日の当たる場所に移します。
タネまき
POINT2育苗
本葉2枚(約2週間後)になったら、健全な株を1つ残して間引きをします。その後、本葉6枚(約5週間後)になり、根がポット全体にしっかりと張ったころが定植適期です。育苗期間中は風通しをよくし、できるだけよく光を当てることが、かたくしっかりとした苗を作るポイントです。しかし、夏場の日中は気温が高すぎて、苗に障害が発生する可能性があります。気温が高くなる9~15時の間は、遮光ネットで苗を覆い、温度上昇を防ぐとよいでしょう。
育苗
POINT3畑の準備と植え付け
肥は土とよく混ぜておきます。畑はしっかりと深く耕し、床幅約90cmの畝を作り、条間50cm程度で2条栽培するのが基本です。
株間は35~40cmとし、畝に苗の根鉢と同じ大きさの穴をあけ、根鉢を崩さないように慎重に植えましょう。根鉢が隠れるようにしっかりと土をかぶせ押さえます。定植後直ちにたっぷりと水やりし、活着するまでの約10日間は乾燥させないように様子を見ながら水やりします。
土づくり・畝立て
定植
POINT4追肥
'彩音'は冬どりの品種なので、元肥を控え、追肥を数回に分けて施すことでじっくりと肥効を持続し、肥大と玉締まりを進めます。 追肥の一回目は定植の20日後、二回目は定植の1ヶ月後、三回目は11月の下旬に行います。
追肥・土寄せ
味菜 葉菜の肥料
POINT5病害虫防除
苗から生育期間中「サンサンネット」などの防虫ネットを張ることで、ある程度害虫を防ぐことができます。発生してしまった害虫は捕殺か薬剤で防除しましょう。特に芯葉や葉の裏に隠れていることが多いので、注意して見てください。また、雨の降った後は病害が発生しやすくなります。直ちに殺菌剤を散布し防除しましょう。
害虫防除
定植後、すぐに防虫ネットなどのトンネルをかける。
スターガード粒剤
POINT6収穫
手で押してみてかたく締まっていれば収穫適期です。球を斜めにして外葉を手で押し下げて隙間を作り、包丁などで切り離します。
その際外葉を2〜3枚つけて切ればお尻を切りすぎずきれいな玉が収穫できます。
収穫
自分好みのキャベツを作ろう
キャベツの品種選びのコツは、タイプと収穫時期から選択することです。
新鮮でおいしいキャベツ作りにチャレンジしてみてください。
寒玉タイプ
扁平の形でかたくしまります。肉厚でかたく、シャキシャキでしっかりとした食感。 炒め物、お好み焼き等の加熱調理に適します。
良質タイプ
扁平~甲高の形状。サクサク、ジューシーな食感で生食に適します。