【ネモフィラの栽培ポイント】
発芽適温は15～20℃で、9月下旬～10月上旬にタネをまきます。タネは小さいのですが、ワイルドフラワーとしてもよく利用されるように、直まきも容易です。移植を嫌うので、花壇やコンテナに直まきするか、あるいは2号ポットに3～4粒まいて3mmくらいの覆土をし、底面給水で管理します。7～10日程度で発芽します。発芽したら日光の良く当たる場所で管理し、本葉が3～4枚出たら元気のよい苗を残して間引きをします。2週間に1回程度、リン酸分が高めの液体肥料を施します。2号ポットにまいた場合は、ポットの底から根が見え始めたら、根を切らないように3～3.5号ポットに鉢増しします。
耐寒性は比較的強いですが、冬を迎えるまでに苗が十分大きくなっていまいと寒害の影響を受けるので、ベタがけシートで霜よけをしたり、株元に腐葉土や堆肥、バークチップでマルチングを行います。チッソ過多や水のやりすぎは、草丈がだらしなく伸びすぎて倒伏しやすくなるので控えめにします。