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よくある質問

 

お客様から、よくいただくご質問をまとめてご紹介しています。
お問い合わせいただく前に、同じような内容がないかご参照ください。

オクラの発芽適温は28~30℃です。地温が低いと発芽不良を起こしやすく、初期生育が遅くなり苗立枯病の被害も増えます。また、オクラは種皮が硬く吸水に時間がかかるため、一昼夜ぬるま湯に浸しておくと発芽がそろいやすくなります。

ソラマメの種子は大きいので、発芽には酸素と水分を多く必要とします。排水の悪い土に深まきして、たっぷり灌水すると酸素不足になり、発芽が悪くなります。お歯黒を斜め下に向けて土に差し込み、種子のお尻が少し地上にのぞくくらいにして、まくとよいでしょう。水に浸けてまいたりするのは種子が急激に吸水して組織が破壊されたり、窒息したりする危険が大きいのでよくありません。

発芽に必要な地温は14℃以上です、低温期に播種する場合は土壌が適湿な状態で、早めにトンネルやマルチを張って地温を高めておくことが大切です。また、それでも地温が保てない場合は、ペーパーポットなどにまいて、温度をかけて育苗される方法もありますが、本来、移植を嫌うのであまりおすすめしません。
参考までに、本来の発芽適温は28~32℃で、気温が18℃の頃に播種しますと発芽まで8~10日かかります。特に、最近のスーパースイートと言われる超甘味種は発芽力が弱い傾向があるため、十分な地温の確保が必要です。

トマトは発芽適温の20~30℃(28℃くらいがベスト)で4~7日くらい、ナスは発芽適温昼30℃(16時間)夜20℃で3~7日くらいです。適温外では発芽が遅くなったり、もしくは発芽しにくくなることもありますので注意してください。

もともとニンジンは発芽する力がそれほど強くはなく、特に夏まきのニンジンは、もっとも高温の時期に播種することになるため、土壌を乾燥させないことが大事です。また、ニンジンは好光性種子のため覆土は薄めにします。発芽を順調にさせるには雨が降った後、土壌水分が落ち着いた時にまくのが良く、軽く遮光して地温を下げる工夫をしてください。地表面の乾燥防止に、モミガラなどで軽く覆うのも効果的です。

露地で2月にタネをまきますとほとんど100%トウ立ちします。
黄ごころ65は一般平坦地で、8月中旬以降~下旬頃がタネまきの適期です。
春にハクサイを栽培する場合は、春まきできる品種(無双、明春、勝春など)をトンネルやハウス栽培などで、それぞれの適期にタネをまいていただくことが必要です。

ホウレンソウのタネは硬い皮をかぶっているため、最初は水を吸水しにくく、発芽揃いが悪くなることがあります。十分に水を与え乾燥しないように注意しましょう。発芽を揃えるためにはタネをまく前に半日くらい水につけることも有効です。ただし、長時間水につけると種子が窒息してしまうことがあり、また少量の水につけておくと、タネから流れ出た発芽抑制物質を再度吸い込み、発芽不良となることがありますので、吸水時間に気をつけ、流水か多めの水を使う、水を取り替える等をすることが大切です。

モロヘイヤは発芽に高温を要しますので、20~25度の間の温度管理が必要です。
なので、一般的には5月以降のタネまきとなります。
タネを早まきする場合は加温する必要があります。特に地温が高くないと発芽しませんので注意が必要です。

レタスの最適発芽温度は15~20℃くらいとなっております。25℃以上になると種子が二次休眠をおこすことがありますので、寒冷紗等で遮光し、温度が高くなりすぎないようにしてください。なお、好光性種子のため、覆土は極薄めにし、土を乾燥させないように適湿を保つようにしてください。