【フリージアの栽培ポイント】
植え付け場所は、できるだけ日当たりのよい所を選び、少なくとも半日は日光に当たる場所を選びます。栽培土は、一般の草花がよく育つ土であれば、心配なく用いることができますが、連作を嫌いますので、フリージアはもちろん、アヤメ科の草花を栽培した土は避けるほうが無難です。
植え付けの深さ(球頂部の覆土の厚さ)は、通常2?3㎝で、寒さが心配な地域では5㎝くらいと、やや深めに植えます。容器植えで加温できる室内で栽培する場合は、球頂部すれすれか浅く覆われる程度とします。
過湿は、生育不良や病気発生の原因となります。水やりは控えめとし、特に夜間はいくぶん乾かし気味がよく、冬から春の水やりは早朝または午前中に行います。
蕾が見え始めるころになると倒れやすくなるので、枠支柱を立てて、数株ずつ囲うなど、前もって倒伏を防止します。倒伏したものを起こすと傷みやすいので注意します。また、鉢植えなどでは増し土して株元を安定させ、倒れるままにしないことが大切です。