【かすみ草(カスミソウ)の栽培ポイント】
宿根性のかすみ草(カスミソウ)は、春にポット苗で無病のメリクロン苗が販売されているので、それを植え付けて栽培します。実生系の品種は、暖地や平坦地では秋の9月下旬~10月上旬、または春の3~4月にタネまきします。寒冷地では春まきとします。まき方は箱まきか直まきにし、発芽後、込み合った場所は間引きます。本葉3~4枚時に30B間隔に定植します。
植え付け場所は、日当たり・排水がともによい場所を選び、定植前に必ず石灰を施肥し、土壌を中性に調整しておきます。栽培の初期は十分に水を与えますが、つぼみが出たら水を控え、かための株をつくります。開花時期には雨に当たらないよう、ビニール屋根をつくるなど、工夫をします。
茎が伸びてきたら、支柱を立てて倒伏防止をします。
鉢植えの場合は7号以上の大鉢を用い、用土は有機質を入れた通気性のよいものを用います。