千日紅について
千日紅(センニチコウ)は夏花壇はもちろん、切り花やドライフラワーとしても人気です。お盆の供花にも定番の花です。 暑さや乾燥に強く長期間花を楽しめる。乾燥にも強くて丈夫で花もちが非常によいタネから手軽に楽しめる人気の草花です。主な品種
主な品種として、鮮紅色の「ストロベリーフィールズ」、茎は直立して適度に枝分かれし、ほとんどの枝に花をつける「オードリー ホワイト」、鮮やかなホットピンクの花が長期間楽しめる「ファイヤーワークス」があります。【千日紅の栽培ポイント】
タネまきは、ソメイヨシノが咲き終わり、ヤエザクラが咲き始めるころ(温暖地4月下旬、寒冷地5月上中旬)から6月上旬ごろが適期です。タネまきの2週間ほど前に、堆肥(腐葉土)や苦土石灰、肥料をすき込んで、水はけのよい通気性のある肥沃な土にします。
鉢やプランターの場合は、市販の草花培養土を使ってください。
タネは、15㎝前後の間隔をあけて3粒まきます。5㎜程度覆土をします。タネまき後に水をたっぷりやるのを忘れずに。
5~10日ほどで発芽します。その後は、本葉が数枚出るまで60日以上かかります。やや生育は遅いですが、この間に千日紅は根をしっかりと張ります。焦らずじっくりと育てましょう。
追肥は、葉色が淡くなるまでは施すのを我慢してください。肥料をやりすぎると葉や茎がよく茂りますが、花数が少なくなります。夏の暑さやある程度の乾燥にも強い植物です。