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コスモスの咲かせ方
タネまきの方法(花壇・鉢) 1カ所に2~3粒ずつタネを落とし、タネが見えなくなるくらいの土をかけておきます。かぶせすぎるとヒマワリ同様に酸欠で発芽不良になります。株と株の間隔は、15~20cm程度を基本としますが、8月末以降は遅くまくほど小さな株で花を咲かせるので、株間を狭くしないと土が目立ち、さびしい花壇になってしまいます。間引きは必要ありません。
【コスモスの栽培ポイント】
・水やりタネをまいた後は、しっかりと水やりをします。土を乾燥させると発芽が悪くなりますから、本葉がしっかり大きくなるまでは、土を乾かさないようにこまめに水やりをしましょう。梅雨明け後の花壇の土はからからに乾燥していることがありますので、水がしっかり染み込むのを待ってから、土に指を挿してみて地中10cm程度まで湿っているかどうかを確認しましょう。
・支柱立て
ヒマワリ同様、生長にあわせて行灯などで支えましょう。コスモスは早い時期にタネをまくほど、花が咲くまで背が高くなります。支柱立てが間にあわず倒れてしまった株は、起こさなくても、倒れたまま茎の先端を摘芯しておくと、わき枝が伸びてきて、低い位置で花をたくさん咲かせることもできます。
・病害虫
生育期間を通じてうどんこ病が発生します。日当たりと風通しのよい場所で育てることで発生が減ります。発生を見かけたら、できるだけ早く殺菌剤を散布しますが、一度発生した株は病気にかかりやすい軟弱な株であることが多く、すぐに再発してしまいます。チッソ肥料の与えすぎや、逆に何かの肥料成分が少ない株には発生しやすいので、リン酸を多く含んだ肥料を定期的に追肥して病気に強い株に育てておきましょう。