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ニンジン

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■ニンジンのお役立ちコンテンツ


ニンジンの上手な栽培方法・育て方

ニンジンを上手に育てるための栽培方法やお役立ち知識などが一括で確認することができます。


  
 ・藤田智 直伝! 家庭菜園 基本のキホン!その17 ニンジン

【ニンジンの栽培ポイント】

 ニンジン栽培では発芽が不揃いになりやすく、時間が掛かるという問題点があります。発芽適温は15~25℃で、春まきでは十分気温が上昇してから、タネをまきます。10℃以下では早まきしても、発芽はかなり遅くなります。一方、夏まきでは気温は高いものの35℃以上ではほとんど発芽しないため、早まきは避けましょう。気温が25℃くらいに下がってからタネをまきますが、夏まきの問題点は水分不足になりやすいことです。
 ニンジンのタネは吸水力が弱いため、発芽までに畑が乾燥すると、発芽は極端に悪くなります。そのため、タネまき前日に軽く水やりをし、当日にも十分に水やりします。タネまき後は切りわらやもみ殼、べ夕がけ資材をのせて畝面から水分が蒸発するのを防ぎ、発芽まで土壤水分を保つようにしましょう。発芽までは8~10日ほど掛かるため、土が乾けば水をやります。発芽が揃いやすいペレット種子でも、吸水後から発芽までの水分維持が重要なので、乾かさないように注意しましょう。
 また、過湿になると、酸素欠乏になり発芽率が低下するので、覆土は浅めにします。タネまきの2週間前までに堆肥を入れてから耕うんして水平に畝を立て、水はけのよい土にしておくことも重要です。