はじめてのトマト特集
ホーム桃太郎EX おいしいトマトの代名詞「桃太郎シリーズ」の中でも病気に強く栽培しやすく、家庭菜園におすすめです。ご家庭で桃太郎のおいしさをご堪能ください。 |
トマトは非常に肥料に敏感です。生育初期に肥料が多いと生育がうまくいきませんので、適期苗の定植と土作りに気をつけてください。
定植の1カ月前までには有機質肥料をすき込んでおきます。前作の残肥を考慮する場合は、元肥を控え追肥で補う方が無難です。定植適期は1番花が咲いた頃が目安。晴れた日の午前中に行い、早い時間帯に定植後の水やりも行いましょう。
定植後は、潅水や追肥のタイミングが非常に重要です。トマトは吸肥力が強く、草勢が強くなりがちですので、活着後は、基本的に「少量多回数」での潅水を心がけましょう。最初の追肥は第3花房開花のころを目安とし、1m²当たりにチッソ成分で、固形肥料は3gを目安に施します。その後は、草勢を見ながら、同量を液肥なら各段開花期に、固形肥料なら1段おきに、施します。
わき芽はすべてかき取って、主枝を支柱に沿わせ誘引しながら、1本だけ育てます。特に、花房がついた下のわき芽は強く伸びる性質があるので、遅れずにかき取ります。
草勢維持のためにも第1、2段花房は3果、それ以降は4果に必ず摘果しましょう。
盛夏期になると高温や果皮に強烈な直射日光が当たることで裂果が発生しやすくなります。潅水量を増やして乾燥しないよう注意しましょう。果実に新聞紙で日陰を作るのも効果的です。また、病害虫の防除も秀品を収穫するには欠かせません。最近は効果的な資材も多く出回っているので、自分に合うものを取り入れながら病害虫防除に取り組んでください。