はじめてプランター菜園
近年もはや定番になりつつある、プランターでの野菜栽培。広い庭や畑がなくても、マンションのベランダなどプランターひとつ置けるスペースがあれば、本当に簡単に新鮮野菜が作れます。今回はプランター栽培に向いた、タキイおすすめ品種と一緒に、その栽培方法をご紹介します。
条間10〜15cmの2条まきとします。まき床に深さ約1cmの条をつけ、1cm間隔でタネをまきます。覆土は1cmほどで、厚くなりすぎないようにしましょう。
発芽するまでは、表土が乾かない程度に水やりします。発芽後は表土が乾いたらたっぷり与えるようにし、根腐れしないように注意します。
1回目は発芽して、双葉が開いてから本葉1〜2枚までのころに、株間3〜4cmに間引きます。その後は株元が倒れないよう土寄せしてから水やりします。2は本葉3〜4枚になれば株間5〜6cmに、3回目は草丈8〜10cmになれば株間10〜20cmに間引き、それぞれ土寄せします。
2回目と3回目の間引き後、10g程度の化成肥料をプランター全体に施します。
※液肥を使用する場合は、週1回を目安に500倍液肥を水やり代わりに施す。
主な害虫には、アブラムシ、アオムシ、コナガなどが挙げられます。種まき後に「ニューサンサンネット・ソフライト」などで覆い、侵入を防ぎます。
草丈15〜20cmで、株元の腰に張りが出てきたら収穫します。3回目の間引き時から大きな株を選び、順次収穫してもよいでしょう。