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はじめてのパンジー・ビオラ

はじめてのタネから育てるパンジー・ビオラ

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パンジーのたねまきをしよう!

ご近所に自慢!
タネから育てて秋に楽しむ、パンジー&ビオラ

お庭の主役として、皆から愛されるパンジー&ビオラ!
秋近くになると、店頭にパンジーやビオラの苗がならびはじめます。
今年はぜひ、パンジーとビオラを自分で種から咲かせてみませんか?
苗から育てるより手間も時間もかかりますが、手塩にかけて育てた自分のお花の美しさ、愛しさはまた格別!苗では出回りにくい品種なども、種ならば品種選びの選択肢はぐっとひろがりますし、購入するよりずっとたくさんの苗ができ、溢れ咲くようなパンジービオラの美しさを堪能できることでしょう。
パンジービオラの特徴はなんといっても、花を咲かせている期間が長いこと。
たくさん育てて長く咲かせ、お花でいっぱいの生活を楽しみましょう!

・タネから選べばぐっと広がる選択肢!・一度にたくさんの苗が作れる!・開花している時期が長い!

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パンジービオラの育て方

タネまきからお花の管理まで!

■タネまき
[まき時期]
パンジーが芽を出す気温は18℃〜20℃。
日本では9月中旬頃が最も種まきに適した季節で、この頃にまくと冬から翌年の春にかけて花を咲かせはじめます。もう少し早く咲かせたい!とお思いならば、夏にまく早まきにチャレンジしてみましょう。
パンジー・ビオラは暑さにとても弱いため、発芽させるのは少々難しくなりますが、うまく栽培できれば、より早く長くパンジーの花を楽しめます。はやまき初心者の方に一番おすすめのまき時期は、暑さのすこしやわらぐお盆過ぎ。
8月20日ごろにまけば、11月下旬あたりから花を楽しめます。さらにレベルアップして、もっと早く、長くパンジービオラの花を楽しみたい方は、7月下旬〜8月上旬に種をまくと、なんと秋から花を楽しめます。
この時期に咲かせることができれば、パンジー・ビオラの特徴である花開期間の長さが存分に活かされて、本当に長くパンジー・ビオラの花を楽しむことができるでしょう。
しかし、この時期は最も暑い時期と重なるため発芽させるのがとても難しくなります。自分の咲かせたい時期に狙いを定めて、チャレンジしてみましょう!

・咲かせる時期にあわせてタネまきをしよう!・早く咲かせる早まきは 発芽が難しい!・暑さは大敵! 温度管理がポイント!

■それではさっそく、パンジー・ビオラのタネまきに挑戦してみましょう!
[用意するもの]
●お好みのパンジーの種●用土●プランターや鉢、セルトレイなど 土は必ず清潔なものを使用するようにしましょう。
特に早まきをする場合は、苗が病気にかかりやすくなります。土は市販の種まき用培土などを使用しましょう。
(タキイの種まき培土なら育苗にぴったり!)
鉢は5号程度の平鉢や、プランターなどなんでもOK。
暑さ対策のため移動できる重さのものがよく、セルトレイなどの育苗用のトレーを使用すると、管理が楽で移植なども楽に行えます。

[種まきの手順]
(1)土は鉢などにいれる前に、水であらかじめしめらせておきます。土を入れたら、表面をたいらにならしましょう。
(2)1cm程度の間隔をあけて、種をばらまきにします。
(3)種をまきおわったら、上から薄く乾いた土で覆います。ふるいなどを使うと、均一にやさしく土をかけられます。
(4)目の細かいジョウロでたっぷりと水をやります。鉢皿に水を張り、底面から水を吸わせるのもよいでしょう。

タネまきの手順タネまきの手順タネまきの手順

■発芽から間引きまで
(1)発芽するまでは、軒下などの直射日光があたらない風通しのよい場所におきます。
夏のはやまきに挑戦する場合は、発芽まで空調のきいた涼しい室内に置くのも効果的です。
(2)種まきをして、15日程度すると芽が生えそろってきます。
発芽したら、早急に半日程度日当たりがあり、風通しのよい場所に移動します。
室内の場合はカーテン越しの日光があたる明るい半日陰におきましょう。
また、この時に葉がこみあっている様なら、適宜間引きをします。
目安は本葉が触れ合うほど込み合っている場合です。

発芽から間引きまで

■移植
本葉2〜4枚になったらそれぞれの苗をポットにうつしかえてあげましょう。

(1)ポットに移す適期は本葉2〜4枚程度の時。7.5〜9cm程度のポットに移し変えます。
(2)用土は市販の草花用培土を使用します。ポットに土をつめ、中央に指などで穴をあけます。
(3)根を切らないように、苗を掘りあげます。
その苗を穴に差し込み、軽く押さえたらポット上げの完了です。しっかりと水をあげておきましょう。

Point なぜポットに移し変えなければいけないの?まだまだ小さい苗なので、そのまま畑などに植えると弱って枯れてしまいます。ポットで充実した元気な株に生長させてあげましょう。

Point 早まきを行う場合、暑い時期の生育となります。この時期は生育がゆっくりでなかなか大きくなりません。あわてて肥料や水やりをすると逆に枯らしてしまうので、我慢します。9月中旬になり、涼しくなったらすくすくと成長しはじめます。

■定植
ポットの中ですくすくと大きくなり、つぼみがついてきたりポット内に白い根がまわりかけてきたら定植の適期です。
目安はポット上げをしてから1ヶ月後くらいです。
①ポットから根を崩さないようそっと抜き出し、お好みの場所へ植えつけます。

根鉢を崩さぬようそっと抜く。パターン①鉢植えパターン②大鉢植えパターン③花壇植え

■管理
お疲れ様でした!種から育てたパンジー・ビオラが美しく咲き誇っていることと思います。
その美しさを維持するために、日々の管理を行いましょう。

[花がら摘み]
咲き終わった花はこまめに摘みましょう。
種をつくらないため、株が弱らず長い間花を咲かせるようになります。
手で花のついている茎の根っこの方から摘み取ります。

花がらは基部から摘み取る。

[追肥]
安定して咲かせ続けるため、時々肥料をあたえてあげましょう。
即効性の固形肥料を定期的に少量ずつ与えるか、液肥をごく薄く希釈して、週に2回程度与え続けるのがベストです。

[切り戻し]
草姿が乱れてしまったら、思い切ってきり戻しを行いましょう。
一時花を咲かせるのを休みますが、また3週間程度で花を咲かせます。
株元から3分の1、もしくは3分の2程度の高さをはさみで切り取ります。
切り戻しをした直後は追肥を控え、あたらしく新芽が見えてきたら、上に書かれている方法で追肥をしましょう。

花がらは基部から摘み取る。草姿が乱れたら切り戻す。

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