屋外で管理しますが、日光は午前中に3時間も当たれば十分です。午後からは明るい日陰になり、なるべく通風のよい場所に置きます。西日が当たる場所は避けます。日照が強すぎる場合は、遮光ネットで遮るようにします(遮光率90%)。特に斑入り葉種は直射日光に対して弱いので、遮光は強めにするとよいでしょう。
毎日夕方に葉水をやります。原産地では夜霧の立ち込める場所が最良とされているので、そのイメージで水やりしてみてください。
充実期にはチッソ肥料は不要です。リン、カリ主体の液肥を月に2回程度与えます。交配して種子が大きくなっているため作落ちしないようまめに液肥を与えます。
ナメクジとワタムシが発生しやすい時期です。こまめにチェックし、見つけたら駆除します。また、白絹病が発生することもあります。シイタケのように菌で繁殖するので予防が大切です。登録農薬などを使用し予防するとよいでしょう。もし発生してしまった場合は、石灰を土に混ぜ込むと繁殖を防ぐ効果があります。