タキイの機能性野菜
|
野菜には、活性酸素を抑える「抗酸化成分」がたくさん含まれており、これらの成分を摂取すると、生活習慣病などの病気にかかるリスクが下がる可能性が報告されています。活性酸素は、紫外線やストレス、運動などによって体内で生成されるもので、細胞や遺伝子を傷つけてしまい、がんや生活習慣病、老化の原因になるといわれています。
近年、このように抗酸化成分をはじめとする、病気にかかるリスクを下げる機能をもつ成分を「機能性成分」と呼び、それを含む野菜を「機能性野菜」と呼ぶようになりました。野菜に含まれる機能性成分の中で期待できるのは「色素成分」です。例えば、赤色のトマトには「リコピン」、橙黄色のトマトには「シスリコピン」が多く含まれています。
そこでタキイでは、「野菜の消費拡大」と「健康で豊かな食生活」を目指し、野菜の5つの色素成分(赤・橙・黄・白・紫)に着目して機能性の研究を開始しました。そこから、従来品種よりも機能性成分が多く、併せて食味を追求した品種の研究開発を『ファイトリッチ』プロジェクトとして進めています。今回はこの取り組みの中から、果菜類の代表的な品種をご紹介します。
これらの野菜は機能性成分が高いものですが、だからといって単一の野菜や食材を食べ続けるだけでは食生活は豊かになりません。複数の野菜品目、品種をバランスよく取り入れることで、食味や料理方法も多彩になり、楽しく健康的な食生活を実現していきましょう。
これからもタキイでは、機能性野菜『ファイトリッチシリーズ』で、健康に役立つ野菜を生み出し、皆さんの食生活をサポートしていきます。
タキイは「野菜の消費拡大」と「健康で豊かな食生活」を目指し、野菜の5つの色素成分(赤・橙だいだい・黄・白・紫)に着目して、機能性の研究、品種開発を日々進めています。
こうして開発した野菜の中でも特に、従来品種よりも機能性成分が多く、併せて食味のよさも追求した品種が『ファイトリッチシリーズ』です。「ファイト」は植物(=phyto)と食生活を応援する意味、また「リッチ」は機能性成分が豊富(=rich)に含まれることを意味しています。つまり「健康的で豊かな食生活を目指す」ということでファイトリッチと命名しました。今回は、『ファイトリッチシリーズ』から代表的な品種をご紹介しましょう。
しかし、機能性成分が高いからといって「単一の野菜や食材を食べ続ける」のでは、食生活は豊かにはなりません。色の異なる野菜をうまく取り入れ、複数の野菜品目、品種を利用することで、食味や料理方法も多彩な充実した食事にしていきましょう。
タキイは、今後も『ファイトリッチシリーズ』の開発を通じて、皆さまの健康に役立ち、食生活を応援していきます。