花芽付き球根特集

室内で球根の花を楽しみたいけれど、植え付けはもう間にあわない!いえ、大丈夫です。「花芽付き球根」なら今から入手して、春が来る前に花を咲かせることができます。管理が簡単な水耕栽培で、ひと足早くお部屋に春を呼び込んでみてはいかがでしょう。

花芽付き球根って何？

花芽付き球根は季節を先どりしてインドアプランツとして花を楽しめるだけではありません。まず、すでに花芽が動き出している状態なので誰でも簡単に花を咲かせることができます。花が咲き出す生長の様子を間近で観賞でき、また花もちがよいため長く楽しむこともできます。土に植え付けて栽培することもできますが、おすすめは水耕栽培。小さな花瓶やガラスの器に少量の水を入れて栽培すると、おしゃれ度もぐんとアップ！フレッシュなインテリアアイテムとして大活躍してくれます。容器の選び方で和洋どちらにもアレンジできるので、インテリアのテイストにあわせてコーディネートを楽しんでください。

手軽に栽培できて楽しみ方もいろいろ

春に花期を迎える球根植物は、寒さに当たることによって生育メカニズムのスイッチが入り、芽が出て花を咲かせます。そのため秋に植えて冬の寒さにしっかり当てることが重要になります。花芽付き球根とは人工的に低温に当てる処理を施したもので、早春に出回ります。開花時期が調整されているため、自然開花より早い時期に花を楽しめるという魅力があります。土に植え付けず、そのままガラス容器などで水耕栽培すると、室内できれいな花を楽しむことができます。ひと足早く春の気分が味わえることで、最近人気が高まっています。球根が付いていることで通常の切り花よりも長く花を観賞できるのも魅力。

花芽付き球根を入手したら、時間をおかず、すぐに容器に植え付けましょう。球根は器にあわせて1個ずつ植えても、また複数をまとめて植えてもＯＫです。容器に根が触れる程度に水を注ぎ入れ、球根をそっと置きます。水の入れすぎは禁物。球根がつかってしまうほど多く入れると球根の傷みが速まるので注意してください。水が濁ってきたら取り替えるようにしましょう。器の底に水を浄化する作用のあるケイ酸塩白土を加えておくのもおすすめです。また、底に小石を入れても雰囲気が変わります。