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ダリア特集

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球根の植え付け時期

ダリアの球根の発芽温度は20〜25℃で、10℃以上あれば生育します。一般地では4月下旬から梅雨に入る前までが植え付け適期。このところの夏の異常な暑さを考えると、早めに植え付けて根をしっかり張らせておいた方が暑さに耐えやすく、よく生長します。切り花栽培の場合は3月下旬から植え付けますが、晩霜の被害にあわないよう注意が必要です。

球根の植え込み方

地植えの場合は30〜40cmほど間隔をおいて植え込むと、株の間の風通しがよくなり、病気の発生も少なくなります。

球根の植え込み方(図)

いろいろな仕立て方でダリアを楽しむ

大輪ダリアを大きく咲かせる

特に大きい花を咲かせるのであれば、大きい鉢を用います。植え付け後、芽が伸びてきても摘芯せずに1本をそのまま伸ばし、倒れないように支柱に結びつけ、花を咲かせてやります。超巨大輪品種であれば花径35p ほどの見事な花を咲かせます。これを天花咲きといいます。

「天花咲き」仕立て

中輪や矮性ダリアを多く咲かせる

中輪系や背丈の小さい品種を育てる場合は、たくさん花を咲かせるのもいいでしょう。プランターや鉢を用いると、ベランダや玄関などで育て、手軽に観賞できます。

「摘芯」仕立て
中輪や矮性ダリアを多く咲かせる(図)
「摘芯」仕立て
飯阪 傳次 榛原花卉組合

飯阪 傳次 榛原花卉組合
昭和37年に農業学校を卒業後、家業の農家を継ぎ、米作とカラーの球根栽培に従事。義兄よりダリア栽培を教わって以後、48年間ダリアに専念。