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木立性ベゴニアの魅力

ボリュームある花と個性豊かな葉が楽しめる!

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1 矢竹型 - 空間に彩りを添える端正な美しさ

すっと伸びた茎にシャンデリア状の花房をつけ、表情豊かな葉をもつ華やかな印象の矢竹型。ゴージャスな花を楽しむには、草丈の3分の1の高さの葉芽のある部分で切り戻し(ピンチ)をするのがコツ。枝がぐんと増えて、数カ月後にはより花数の多いボリュームある姿を楽しむことができます。
矢竹型の草丈には小型種、中型種、3m近くまで育つ大型種とさまざまなタイプがありますが、選び方のポイントは葉のサイズ。たいてい草丈と比例しているので、草丈をコンパクトに楽しみたい場合は小さな葉のものを選ぶなど、飾る空間に見合う株を選ぶとよいでしょう。

株をあまり大きくしたくない時は、鉢上げのタイミングで根がよく張った部分だけを古い土とともに削りとり、根鉢をサイズダウンする方法がおすすめ。そして元と同じサイズの鉢に新しい用土を入れ、植え替えます。こうすれば、コンパクトなサイズのまま育てることができます。


ローズバレー 鮮やかな朱赤色の花は株立ちがよく、直立した株姿が美しい四季咲き性品種。エンジ色に裏打ちされた黒に近いダークグリーンの葉は、しっとりとした光沢感があり、ビビッドな花色と対照的な色合い。丈夫で栽培しやすい品種。
 
白雪姫 明るいグリーンの葉に点在する白雪状のスポット(水玉模様)、透明感のある白花、赤軸と葉の周囲に入る赤の縁どり。すべてが愛らしい白雪姫のイメージにつながる。雄花は時にフリルを帯び、ほかでは見られない変わった咲き方をする。
 
エボニー スリムな葉は長くシャープな印象。落ち着いたやさしいピンクの花がダークな葉に映える。花つきがよい多花性種で、上品に長期間咲く。
 
マザーズ デイ 葉は光沢のある鮮やかなグリーンで、時にスポットが入る。茎は直立し、分枝よくコンパクトにまとまる。強健で育てやすく、初心者にも向く。四季咲き性が強く、5月の母の日を中心に周年開花する人気の品種。

あいこ姫 四季咲き性品種。株立ちがよく、性質はとても丈夫。やや縦長のグリーン葉にはピンクの縁どりが入り、淡いピンクの花色やピンク色の葉柄との相乗効果でかわいらしい雰囲気を醸し出す。
 
炎の舞 Orange Rubra×
Hawaiian Sunset
2つのオレンジ色の名花の掛け合わせにより生まれた四季咲き性品種。燃え上がる炎のような強みのある橙色の花が印象的。葉はやわらかく、つやのあるグリーン、繊細でたおやかな草姿。
 
ラナ 深い切れ込みのあるエンゼルウイング状の大葉に、筆で描いたようなシルバー模様が入る。時にピンクみを帯びる個性的な葉に見劣りしないショッキングピンクの花も見応えあり。草丈がやや高く、大型に育つ性質のあるスーパーバータイプ。
 
ラニ 節間が長めで、草丈が伸びて大型に育つ性質のスーパーバータイプ。葉はやわらかい質感のやさしい印象。控え目に入るクリーム色のスポットや落ち着きのある色合いの白花は、大型品種ながら、品位が感じられる。

ブリリアン ロゼ 2011年花郷園作出の新品種。波打つグリーン葉は「ブリリアンホワイト」より一層際立つ。葉の大きさはやや小さく、ヒイラギの葉を思わせる。可憐な桃色の花が周年咲き乱れ、見応えたっぷり。生育旺盛な強健種。
 
ブリリアン ホワイト 2011年発表の花郷園作出の四季咲き性新品種。光沢のある波打つグリーン葉が美しい。節間は間延びせず、コンパクトにまとまる。丈夫で花つきも大変よいため、初心者にも向く。生育旺盛で、周年楽しめるおすすめ品種。
 
グリーンスター 白やピンク、赤、オレンジの花色が多い中、グリーンのベゴニアはとても珍しく、希少価値が高い品種。グリーンの照り葉は中型サイズ。節間は短めで、姿は乱れずコンパクトに形よくまとまる。繊細なライムグリーンの花色は、光線を当てると淡いピンク色に変化するのも、魅力の一つ。

2 叢生型 - おしゃれな品種が多く栽培しやすい

株元から多くの茎が群がるように伸びて茂る叢生型。夏花壇に彩りを添えるセンパーフローレンス種は、このタイプになります。茎は細い草質で、花や葉のそれぞれが個性的な表情をもつため観賞価値が高く、矢竹型に比べて枝分かれも多いため、こんもりと茂ります。花が垂れ下がるように咲くのでハンギング仕立てにも適し、切り花感覚でお部屋に置いてもインテリアによく映えます。
また、栽培しやすい強健種が多く、花の大きさはやや小ぶりなので、花姿が乱れずに長期にわたって観賞できるのも叢生型ならではの楽しみ。葉のサイズはそれほど大きくないので、手入れも楽にこなせます。叢生型にはぱっとした華やかさはないものの、"通"好みのおしゃれな品種が、紹介しきれないほど数多く存在します。


ディグスウェリアーナ センパーフローレンス系木立性叢生型品種。四季咲き性の強健種で栽培しやすく、初心者にもおすすめ。葉は小さなラウンド型で、つやが美しい。サンゴ赤色の花はプチサイズで、花房が乱れず、長期間開花を楽しめる。
 
リッチモンデンシス プルプレア 雨や風、強光線にも耐える四季咲き強健種。茎質はやわらかくハンギング仕立てにするとよい。葉は小さな卵形で、繊毛に覆われた黒に近い紫褐色。ダークな葉色とは対照的な小花は、白に淡いピンクみを帯び、とても愛らしい。
 
ブライダルベール 葉はふっくらと丸みがあり、やさしい花色の雰囲気と調和する。早春一番から淡いピンクの花をつけ、春の訪れを楽しませてくれる四季咲き品種。性質は丈夫で花つきもよく、初心者にも栽培しやすい品種。
 
サチセン(幸千) 葉はオリーブグリーン色のブロンズ葉タイプ。茎は細くてよく分岐する。切り戻してこんもりふくよかに仕立て上げるとよい。サーモンピンクの花は小葉にしては大きく、春から秋にかけて咲く。花つきのよさも秀逸で、名前の通りたくさんの幸せを感じられるはず。

3 つる性型 - つるが垂れ下がる株姿を観賞

鉢から垂れ下がって長いつるになる品種で、夏には涼しげな風情を醸し出してくれます。茎が伸びやかに生長できるよう、棚の上などに飾るのがおすすめ。ハンギング仕立てにする場合は、用土を軽めにし、かつ水もちのよいピートモスを多めに入れ、パーライトも加えます。


ソラナンテラ ブラジル原産。茎は細く、下垂し40〜80pの長さに伸びる。中心部がほんのりと赤いかわいらしい小花は、甘いバニラの芳香がある。春から初夏にかけてたくさん花を咲かせる。

4 多肉茎型 - ユニークな茎と葉をもつ寒さ暑さに強い品種

節間が短く、あまり枝分かれしない多肉質の茎をもつタイプです。性質は丈夫で育てやすく、生育は旺盛なほうです。過湿を嫌うので、乾燥ぎみに育てるのがコツ。種類はそれほど多くないものの、多肉質の太い茎と葉のおもしろさが愛好家に人気です。
※通販でお取扱いしていません。


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