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夏まき野菜 上作のポイント

夏まき野菜 上作のポイント

夏まき野菜栽培の四つの注意点

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キャベツ

キャベツ栽培の楽しみ

キャベツの原産地はヨーロッパで、野生種は青汁ケールのような結球しないタイプです。約千年前に現在のような結球タイプになり、日本には江戸時代末期に渡来しました。
キャベツはカロテンやビタミンCを多く含み、特にビタミンU(キャベジン)は胃腸薬の成分としてよく知られています。キャベツには、胃腸の働きを高め、がん予防効果のあるイソチオシアネートなど健康の維持・増進に大切な栄養成分が多く含まれています。
また、捨ててしまいがちな外葉には、特にビタミンCが多く含まれているので、家庭菜園では外葉もしっかり利用しましょう。

苗作り

少量の苗を作るには小型ポリポットなどを使うのが便利です。1ポット当たり3〜4粒をまき、本葉2〜3枚で1株に間引きます。
ポット育苗では、根がポットの底から出ないように、時々移動させたり、ポットを入れたトレイの下に角材などを置いて苗を宙に浮かせたりしておきます。
苗作りの期間は30日程度で、防虫ネットで害虫の飛来を防ぎます(第1図)。

畑の準備

植え付け2週間前に、1m2当たり苦土石灰100gをまいて、土とよく混ぜておきます。畝間70〜80cmとして、深さ20cmの溝を掘り、この溝の長さ1m当たり化成肥料(チッソ:リン酸:カリ=8:8:8)150gと堆肥2kgを施し、土を戻してよく混ぜた後、畝を立てます(第2図)。

ここがポイント1

根こぶ病を予防しよう
根こぶ病はハクサイ、カブなどのダイコンを除くアブラナ科野菜に広く被害を及ぼす土壌病害です。根こぶの程度が激しくなると生育が滞り、まともな収穫物がとれません。農具や靴につく土で、ほかの畑へ伝染します。そのため市民農園など、人の出入りが頻繁な畑では、広くまん延する危険性があります。
根こぶ病を予防するには、(1)畑の排水をよくして土が過湿とならないようにする、(2)石灰質資材を散布して土壌の酸度を改善する、(3)キャベツ、ハクサイなどアブラナ科野菜の連作を避ける、などが必要です。
植え付け

本葉4〜5枚のころ、株間40cm程度に植え付けます。この時、植え穴を掘り、穴に十分水やりしてから植え付ければ、活着がよくなります(第3図)。

追肥・土寄せ

追肥は本葉10枚のころ畝の肩に1株当たり化成肥料10gくらいをまいて、株元に土寄せします。2回目は葉が巻き始めたら通路に同量をまき、土寄せをします(第4図)。

病害虫の防除

アオムシ、コナガ、アブラムシなどが多いので、オルトラン水和剤などで駆除します。病気では、秋に葉先にくさび状の病斑を示す黒腐病には銅水和剤(Zボルドーなど)で予防します。また、結球してくると、軟腐病が出やすくなりますが、発病株は早めに除去して、広がりを防ぎます。

収穫

玉が肥大し、ややかたくしまってくれば収穫期です。株を傾けて茎に包丁を入れて、切りとります。

ここがポイント2

台風への備え
7〜9月は台風シーズンのため、事前に強風対策を考えておきましょう。

●ネットで覆う
苗床を防風ネットで囲うことや透明ネットのトンネルがけで茎葉の風ずれを軽減できます。
●ベタがけ
植え付け後に、幼苗が風で振り回されると葉がちぎれたりするので、不織布のベタがけや防風ネットの直接がけは幼苗の保護に効果があります。
●土寄せ
発芽直後では間引きを延期したり、子葉直下まで土寄せします。少し大きな株では株元に十分な量を土寄せし、株のぐらつきを防ぎます。
野菜ソムリエ ジロウのおすすめ品種

収穫期の幅を広げるために、熟期の異なるサラダや煮物などに万能の品種を選びます。


  • 初秋葉がやわらかくも、歯切れのよい良食味種で、暑さに強い極早生品種。

  • コーラスグリーンボールと呼ばれる丸玉系で、やわらかでみずみずしいサラダに最適な中玉早生種。

  • 潮岬寒さに強く、甘みがあって歯切れのよい冬どり大玉中生品種。サラダや千切りなどさまざまな用途に向く。

成松 次郎
神奈川県農業技術センターなどで野菜の研究と技術指導に従事後、(社)日本施設園芸協会で施設園芸および加工・業務用野菜の生産・流通振興に携わる。現在、園芸研究家、野菜ソムリエ。

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