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ダイコン(大根)の作型別・料理別おすすめ品種!

ダイコン(大根)の作型別・料理別おすすめ品種!

秋冬の定番野菜といえばダイコン。さわやかな風味とみずみずしさが魅力で、多彩な食べ方ができる人気の野菜です。今回は家庭菜園で作りやすい品種を、作型別、料理別にえりすぐって紹介します。
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作型別

夏秋どり 暑さと病害虫に負けない品種がおすすめ

夏の翼中間地の8月まきからスタートし、10月〜11月中旬に収穫する作型で、タネまきの時期が夏の高温期に当たります。暑さによる発芽不良、病気や害虫、生理障害などが出やすいので、これらに強い「夏の翼」がおすすめです。生育初期は、遮光と害虫防止などを兼ねて、寒冷紗などによる被覆が効果的です。

秋〜年内どり 作りやすくて味のよいものができる

秋の翼秋まき・年内どりは、ダイコンの性質にあって最も作りやすい作型です。品種のラインナップが豊富で、肉質がよく、食味に優れたダイコンが揃っています。近年は台風や大雨などの気候の変化が激しいため、「秋の翼」「耐病総太り」「秋神楽」「健白」などの肥大がよく、安定して作れる品種に人気が集まっています。

  • 耐病総太り®
  • 秋神楽
  • 健白

冬どり 甘みが増してじんわりうまい冬ダイコン

千都®じっくり生育する晩生種で、年明けの1月〜2月中旬に収穫する作型です。厳寒期のダイコンは、寒さに当たると甘みが増してぐんとおいしくなります。耐寒性が強く、低温下でも根の肥大が進む「千都」が向いています。強い霜が降りるようになったら、凍害防止のために、寒冷紗や不織布をベタがけするとよいでしょう。

料理別

おろしがメインディッシュになる!?

  • 多汁質でやわらか、甘みと辛みがほどよく調和しています。そばの薬味やみぞれ鍋がおすすめです。「おろし二号」や「野武士」のほか、赤色の「紅心大根」、緑色の「青長大根」も強い甘みがあります。
  • おろし二号

シャキシャキと歯切れがよく、ジューシー

収穫直後は水分が多くて甘みがあり、サラダなどにするとシャキシャキとした歯ざわりが楽しめます。「三太郎」のほかに「耐病総太り」「白肌美人」「YRくらま」「帝都」などもおすすめです。

三太郎

肉質緻密で出汁がじんわりしみる

煮ダイコンに適しているのは、肉質がよくしまって煮崩れしにくい品種です。じっくり煮込んだ風呂吹き大根やおでんは、寒さも吹き飛ぶおいしさです。「冬どり大蔵」のほか、「三太郎」「おふくろ」「でん太」「早太り聖護院」などもおすすめです。

冬どり大蔵

パリパリとした食感がおいしい

水分が少なめで歯切れのよい品種が漬物向きです。たくあんなどの干し用と、生漬け用の品種があり、干し用には「耐病干し理想」「干し太郎」、生漬け用には「新八洲」「つけ三郎」「白秋」などが適しています。「早太り聖護院」や「健白」などは浅漬けにも向きます。

  • 耐病干し理想
  • 新八洲
  • 早太り聖護院

自家製のつまで刺身を彩る!

肉質がしっかりしていて根の色が純白の品種は、刺身のつまにも向きます。肉質がかための「夏の翼」「トップランナー」「秋神楽」「健白」などがおすすめです。

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