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学校:家庭菜園アドバイス

藤田智 直伝! プランター菜園 基本のキホン!その22 シュンギク 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.コンテナの準備】

20×65×20cmの標準サイズのプランターを準備します。用土は市販の培養土を利用してください(第1図)。

第1図コンテナの準備

【2.タネまき】

タネまきは、春は4月〜5月中旬、秋は9月〜10月上旬に行うのがベストです。1条まきの場合は、畝(うね)の中央に深さ5mm程度の浅めのまき溝をつくり、1cm間隔でタネをまきます。2条まきでは、条間15cmとします。シュンギクのタネは「好光性種子(光発芽種子)」のため、覆土はごく薄くします。

タネまき後、十分に潅水します。発芽までは乾燥させないように気をつけましょう(第2図)。

第2図タネまき(2条まき)

【3.間引き・追肥・土寄せ・収穫】

以降の管理は、抜き取り収穫と摘み取り収穫で異なります。

〈抜き取り収穫の場合〉

発芽したら、本葉1〜2枚のころまでに3cm間隔に間引き、株元へ軽く土寄せして株のぐらつきを防ぎます。間引きの1週間後、株間5〜6cmに間引き、化成肥料を10g施し土寄せします。草丈が20〜25cm程度に育ったら、一気に引き抜いて収穫します(第3図)。

〈摘み取り収穫の場合〉

(1)間引き(1回目)

タネまきから2週間後、双葉が展開してから本葉1〜2枚のころまでに、3〜4cm間隔になるよう弱い芽を間引きます。間引き後は株元に土寄せします(第4図)。

(2)間引き(2回目)・追肥(1回目)

1回目の間引きから1週間後、本葉が3〜4枚になったころ、5〜6cm間隔になるよう間引きます(第5図)。

(3)間引き(3回目)・追肥(2回目)

2回目の間引きから1〜2週間後、本葉が6〜7枚の時に、10〜15cm間隔になるよう最終間引きをします。間引き菜は捨てずに、おひたしなどに利用しましょう(第6図)。

(4)収穫

3回目の間引きから1〜2週間後、草丈が20〜25cmになれば収穫時期です。主枝を摘み取って収穫しますが、この時、必ず根元に近い葉のわき芽を残しておくようにします。すると、ここから新しい茎葉が伸びていくので、収穫が3〜4回楽しめます(第7図)。

第3図間引き・追肥・土寄せ〈抜き取り収穫の場合〉 第4図間引き(1回目)〈摘み取り収穫の場合〉 第5図間引き(2回目)・追肥(1回目) 第6図間引き(3回目)・追肥(2回目) 第7図摘み取り収穫 収穫適期のシュンギク。

【4.病害虫】

アブラムシにはオレート液剤、マメハモグリバエにはベストガード粒剤を使用し、ヨトウムシ類は見つけ次第捕殺します。べと病にはボルドーを散布します。

また、カルシウム欠乏による芯腐れ症状が見られる場合は、カルシウムエキスを葉面散布するなどの対処法をとります。

コラム 生で食べられるシュンギク

シュンギクの食べ方は鍋やすき焼きが主流で、おひたしやゴマ和え、ピーナッツ和え、てんぷらなども定番です。しかし、アクが少なくやわらかいので生でも食べられ、意外とうまいのがサラダなのです。
プランターや畑で作れば、摘みたての新鮮なシュンギクがいつでも手に入り、おいしいサラダが楽しめます。一味違うシュンギクを味わえるのも、家庭菜園のよさです。

シュンギクの薬味和風サラダ

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