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藤田智 直伝! プランター菜園 基本のキホン!その17 チンゲンサイ 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.コンテナなどの準備】

コンテナは培養土が14Lほど入る、20×65×20cm程度の標準型プランターを利用しましょう。まず、プランターの底が見えなくなるくらいの軽石(鉢底石)を敷きます。次いで、ウォータースペースを1〜2cmとるようにして培養土を入れ、土の表面を平らにします(第1図)。

第1図プランターの準備

【2.タネまき・間引き】

タネまきの適期は、春が3月下旬〜5月、秋なら9〜10月となります。しかし、暑さには強いので、品種を選んで工夫すれば、寒冷期を除いて年中栽培が可能です。前述のおすすめ品種とまき時を参考にして、その時期に最適な品種をお選びください。

タネまきの際は、まず平らにならした培養土に、10〜15cm間隔で深さ1cm程度の2条のまき溝をつくり、そこへタネを1cm間隔でまいていきます。まいた後は溝が埋まるくらいに覆土し、土の表面を軽く押さえてたっぷりと水やりします(第2図)。

第2図タネまき

【3.水やり】

発芽するまでは、土の表面が乾かない程度に水やりします。発芽後は「土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりする」というルールを守り、水のやりすぎに注意します。

【4.間引き(1回目)・土寄せ(1回目)】

最初の間引きは、発芽して双葉が完全に開いてから、本葉1〜2枚までのころに行います。株間は3〜4cmとし、ていねいに間引きます。間引いた後は、株が倒れないよう株元へ軽く土寄せします(第3図)。

第3図間引き(1回目)・土寄せ(1回目)

【5.間引き(2回目)・追肥(1回目)・土寄せ(2回目)】

本葉が3〜4枚になったら5〜6cmに間引き、追肥として化成肥料を10g程度、プランター全体にまきます。

なお、液肥を使用する場合は、週に1回を目安に500倍液を水やり代わりに施します(第4図)。

第4図間引き(2回目)・追肥(1回目)・土寄せ(2回目)

【6.間引き(3回目)・追肥(2回目)・土寄せ(3回目)】

草丈が8〜10cmに育ってきたら、株間を10〜20cmにします。間引き後、化成肥料を10g散布し、土寄せします(第5図)。

第5図間引き(3回目)・追肥(2回目)・土寄せ(3回目)

【7.病害虫防除】

害虫では、アブラムシにはオレート液剤、アオムシとコナガにはトアローフロアブルCTなどを散布します。また、寒冷紗(かんれいしゃ)などでプランター全体を覆うと、無農薬栽培も可能です。

【8.収穫】

収穫は、春秋で40〜50日、夏季では30日程度が目安です。草丈が15〜20cmに生長し、株元の腰の張りが出てきたら収穫適期です。また3回目の間引き時から、大きな株を選んで順々に収穫していってもよいでしょう(第6図)。

第6図収穫 収穫適期を迎えたチンゲンサイ(畑)。

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