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藤田智 直伝! プランター菜園 基本のキホン!その7 ハクサイ 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.コンテナなどの準備】

ハクサイは、収穫までにミニ品種でも50〜60日、極早生や早生品種なら60〜70日程度かかるので、コンテナは中型(20L程度)〜大型(25L以上)のものを使用します。また、コンテナの底に敷く軽石、市販の培養土、移植ゴテなどを準備します。

【2.タネまきと苗の植え付け】

苗は購入することもできますが、プランター栽培に向く品種が販売されているとは限りません。そこで、自分でタネまきし、苗を育てる必要があります。植え付け適期は9月中下旬なので、逆算すると、タネまきは8月下旬〜9月上旬となります。

(1)タネまき

タネまきは、植え付け時期の20日ほど前を目標に行います。9cmポリポットに4粒タネまきし、発芽したら3本に、本葉2〜3枚で2本に、本葉4〜5枚で1本に間引いて育てます。ポットで20日間育苗するので、週に1回500倍の液肥を水やりを兼ねて施し、肥切れに注意します。本葉5〜6枚のころが植え付け適期です(第1図)。

苗を購入する場合:購入時は、双葉がしっかりついていること、節間がつまりガッチリしていること、葉色が濃く病害虫にやられていないこと、根鉢がしっかりできていること、下葉が黄化していないことなどをポイントに選びましょう。

(2)植え付け

2株植え:大型のコンテナ(プランター)を準備します。底に鉢底ネットを敷き、底が見えなくなるくらいの軽石を入れます。次いで培養土をコンテナに入れますが、この時ウオータースペースを2cmくらいとるようにします。株間を30〜40cmあけて、2株を植え付けます。植え付け後はたっぷりと水やりします(第2図)。

1株植え:直径30cm、深さ30cmのコンテナを使用します。中央に穴を掘り、苗を植え付けます。

苗の植え付けが適期より早いと、病害虫の被害が多くなります。また、遅すぎたり、肥料不足で育ったりすると、結球しないか、しても小さな玉になってしまうので気をつけましょう。

第1図タネまき・育苗 第2図植え付け 定植適期のハクサイ苗。

【3.水やり】

水やりは日に何回と決めるのではなく、土の表面が乾いたらたっぷりやる習慣を身につけます。すなわち、水やり後は土の表面が乾くまで次の水やりを控えるようにして、根腐れを予防します。

【4.追肥】

2週間に1回、化成肥料を土1L当たり1g施すか、週に1回500倍程度の液肥を水やり代わりに施すことを目安にします。肥料が不足すると、玉が小さくなるので注意します。肥料切れは禁物です(第3図)。

第3図追肥

【5.病害虫の防除】

コナガ、アオムシにはトアロー水和剤CT、アブラムシにはオレート液剤などを散布します。

【6.収穫】

手で玉を押して、かたくしまってきたら収穫適期です。品種ごとに適期があるので、タネ袋裏面の品種紹介などを参考にしてください(第4図)。

第4図収穫 収穫間近のハクサイ。

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