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学校:家庭菜園アドバイス

藤田智 直伝! プランター菜園 基本のキホン!その8 ダイコン 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.タネまきの適期と方法】

ダイコンは代表的な直根類ですから、直まきのみとします。移植するとまた根になってしまうので、注意が必要です。花芽分化との関係から、ダイコンのタネまき時期は重要で、秋まきでは8月末〜9月中旬が適期です。

【2.コンテナなどの準備】

短形種を作る場合でも、コンテナは25L以上の大型で、深さも30cmくらいあるものを使用します。また、コンテナの底に敷く軽石、市販の培養土、移植ゴテなどを準備します。

ダイコンのプランター栽培。根が伸びるので底の深いコンテナを用意する。

【3.タネまき】

短形種の場合、15〜20cm間隔で4粒ずつまきます。標準的な品種では、株間を30cmとります(第1図)

第1図タネまき

【4.水やり】

発芽するまでは乾かさないように注意します。発芽後は、土が乾いたらたっぷりと水やりします。

【5.間引き・追肥・土寄せ】

本葉1〜2枚のころまでに、生育のよいものを残して3本に間引きます。間引いた後は株元に軽く土を寄せ、グラグラしないようにしましょう。本葉3〜4枚の時2本に、本葉5〜6枚の時1本立ちにします。間引いたものは、間引き菜として利用できます。2回目の間引きからは、間引き後に土1L当たり1gの化成肥料を施し、根元に土寄せを行います。1本立ちにした2週間後にも、同様に行います(第2図〜第5図)。

第2図間引き(1回目) 第3図間引き(2回目)、追肥・土寄せ(1回目) 第4図間引き(3回目)、追肥・土寄せ(2回目) 第5図追肥・土寄せ(3回目)

【6.病害虫】

秋まきでは、害虫が多発するので注意します。アオムシ、コナガ、ヨトウムシにはトアロー水和剤CTなどのBT剤を、アブラムシにはオレート液剤を散布して防除します。農薬を使用したくない場合は、寒冷紗(かんれいしゃ)によるトンネル被覆を行い、害虫の侵入を物理的に抑えます。

【7.収穫】

短形種では、根の太さが6cmくらいになってきたら収穫ができます(第6図)。品種にもよりますが、目安として早い品種で55〜65日、遅い品種で70〜80日くらいです。収穫が遅れるとス入りや裂根が発生しやすくなるので、適期の収穫を心掛けます。

第6図収穫収穫間近のダイコン。根の太さが6cmくらいになったら抜きとる。

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