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学校:家庭菜園アドバイス

藤田智 直伝! 家庭菜園 基本のキホン!その22 シュンギク 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.土づくり】

1条まきでは畝(うね)幅60cm、2条まきでは畝幅1mとします。タネまきの2週間前までに、苦土石灰を1m2当たり100〜150g散布し、土をよく耕します。次いで1週間前までに、畝全面へ1m2当たり完熟堆肥(たいひ)2kg、化成肥料100gを土に混ぜ込んで、高さ10cm程度の平畝を作ります(第1図)。

第1図土づくり 第1図土づくり

【2.タネまき】

タネまきは、春なら4月〜5月中旬、秋なら9月〜10月上旬がベストです。1条まきの場合は、畝の中央に深さ5mm程度の浅めのまき溝をつくり、1cm間隔でタネをまきます。シュンギクのタネは「好光性種子(光発芽種子)」のため、覆土はごく薄くします。2条まきでは条間30cmとして、同じく深さ5mm程度の浅いまき溝を切ります(第2図)。

タネまき後は十分に水やりし、発芽まで乾燥させないように気をつけます。

第2図タネまき

コラム 意外に美しいシュンギクの花

シュンギクが、ヨーロッパでは観賞用として栽培されていることは、すでに述べた通りです。しかし、実は私も、初めてシュンギクの花を見るまでは、それを信じていなかった者の1人です。
恵泉女学園園芸短期大学に赴任した、最初の冬のことです。ビニールハウスで2月末までシュンギクを収穫していたのですが、3月に入ると次々に蕾(つぼみ)が出てきてしまったので、3週間くらい収穫もせずに放っていました。そして、しばらくぶりで訪れたハウスで見たものが、マーガレットに似た美しいシュンギクの花だったのです。
余ったシュンギクをそのまま畑に残しておくと、翌春、美しい花にめぐり会えますよ。

マーガレットにも似た可憐な印象を与えるシュンギクの花。

【3.間引き・追肥・土寄せ】

●抜き取り収穫の場合

発芽したら、本葉1〜2枚のころまでに3cm間隔に間引きます。間引き後は株元に化成肥料1m2当たり30gを与え、軽く土寄せして株のぐらつきを防ぎます。この後、本葉5〜6枚ごろに同量の化成肥料を施し、土寄せします(第3図A)。

●摘み取り収穫の場合

発芽したら、本葉1〜2枚のころまでに3cm間隔に間引きます。間引き後は、株元に軽く土寄せします。この後、本葉3〜4枚のころに6cm程度に間引き、株元へ化成肥料1m2当たり30gを与えて土寄せします。さらに、本葉5〜6枚のころに15〜20cm間隔に間引き、前回と同量の化成肥料を株元へ施し土寄せします(第3図B)。

第3図間引き・追肥・土寄せ A.抜き取り収穫の場合

第3図間引き・追肥・土寄 B.摘み取り収穫の場合

【4.害虫防除】

アブラムシにはオレート液剤、マメハモグリバエにはベストガード粒剤で対処し、ヨトウムシ類は見つけ次第捕殺します。防虫ネットなどを使用すると、農薬が軽減できます。べと病には、サンドファンC水和剤を散布します。また、カルシウム欠乏による芯腐れ症状が見られる場合は、塩化カルシウム水溶液を葉面散布するなどの対処法をとるようにします。

【5.防寒対策】

シュンギクは、5℃以下では生育が急に不良になり、また葉も傷みやすくなります。そこで、晩秋から冬は防寒対策を行うと、収穫が大幅にアップします。一般的にはトンネル栽培とし、ビニールフィルムや不織布を被覆します(第4図)。

第4図防寒

【6.収穫】

●抜き取り収穫の場合

草丈が20cm程度に育ってきたら、株ごと引き抜いて収穫します(第5図A)。

●摘み取り収穫の場合

草丈が25〜30cm程度になったら、地際部を4〜5cm残して摘み取り収穫します。以後は、伸びてきたわき芽を順次収穫します(第5図B)。

第5図収穫

コラム 生で食べられるシュンギク

シュンギクの調理法としては鍋やすき焼きが主流で、おひたしやゴマ和え、ピーナッツ和え、天ぷらなども定番です。しかし、アクが少なくやわらかいので、実は生でも食べられます。意外とうまいのが、シュンギクのサラダなのです。
スーパーなどで新鮮なシュンギクが購入できたら、もちろんそれでよいのですが、プランターや畑でシュンギクを作れば、新鮮な食材がいつでも手に入り、おいしいサラダが楽しめます。一味違ったシュンギクを味わうことができるのも、家庭菜園のよさです。

プランターなどで手軽に育てて、新鮮なシュンギクのサラダを楽しもう。

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