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学校:家庭菜園アドバイス

藤田智 直伝! 家庭菜園 基本のキホン!その11 コマツナ 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.土づくり・タネまき】

タネまきは、3月上旬〜10月下旬までならいつでも可能ですが、暑くなると害虫が発生しやすくなってくるので、注意が必要です。

タネまき2週間前に、苦土石灰を1m2当たり100〜150g散布し、よく耕します。畝(うね)幅は60cmとし、1週間前に1m2当たり堆肥(たいひ)2kgと化成肥料100gを散布して、土とよく混ぜ込み表面を平らにします(第1図)。

タネは条間20〜30cmの条(すじ)まきとし、1cm間隔でまきます(第2図)。覆土した後は、たっぷりと水をやります。早春や晩秋の低温期は、ベタがけなどの被覆をすると発芽が早まります。

第1図土づくり 第2図タネまき

【2.水やり】

発芽するまでは、乾かさないように気をつけます。発芽後は、乾いたらたっぷり水を与えます。

第2図タネまき

コラム 寒じめ菜

11月も半ばを過ぎると、気温が下がり肌寒くなってきます。東北・北海道地方では霜が降りるころですが、そうなると畑の葉菜類の葉の厚みが増し、同時に甘みも増してきます。この現象は、植物が低温に備え、耐寒性を高めようとするため起こるもので、細胞液を濃厚にして植物体を凍りにくくしています。
東北地方では、この現象をうまく利用してコマツナやホウレンソウを栽培し、甘みを増加させた「寒じめ菜」として出荷しています。
家庭菜園でも、いよいよ寒くなって霜が降り始めたら、すぐに収穫せずに少し待つと、葉が分厚くなったコマツナの甘みを楽しむことができます。

葉の厚み、甘みが増しておいしい、寒じめコマツナ。

【3.間引き・追肥・土寄せ】

たっぷりと水やりすれば、3〜4日で発芽してきます。密生した部分は間引き、本葉1〜2枚のころまでに3〜4cm間隔にします。間引きはしっかりと行い、1株1株をガッチリ育てます。間引いたものは、間引き菜としてサラダやみそ汁の具などに利用しましょう。間引き後に、化成肥料を1m2当たり30g追肥し、中耕を兼ねて軽く土寄せしておきます(第3図)。

また、夏の高温期などに栽培する場合は、1株1株を力強く育てるため、本葉3〜4枚のころに2回目の間引きを行い、株間を5〜6cmとします(第4図)。

第3図間引き・追肥・土寄せ(1回目) 第4図間引き・土寄せ(2回目)

【4.追肥・土寄せ(最終)】

草丈が8〜10cmに育ってきたら、条間に化成肥料を1m2当たり30g施し、株元に軽く土寄せします(第5図)。

第5図追肥(2回目)・土寄せ(3回目)

【5.病害虫】

夏季はコナガやアオムシの被害が激しいので、防除が必要です。コナガやアオムシはBT剤で、周年で発生するアブラムシやキスジノミハムシは、モスピラン水溶剤などで防除します。また、寒冷紗や不織布でトンネル状に覆い、虫よけを行うと、農薬散布の回数を減らせるだけでなく、無農薬栽培も可能になります(第6図)。

第6図寒冷紗を利用した無農薬栽培

【6.収穫】

収穫するには、草丈20〜25cm程度になったころが最適です(第7図)。油断していると、「小」松菜が「大」松菜になってしまい、品質が落ちることになるので注意が必要です。

第7図収穫

コラム コマツナの菜の花

秋冬にコマツナが余ってしまったら、そのまま畑に残しておきましょう。3月中旬ごろから始まるトウ立ち、いわゆる菜の花も楽しむことができます。

筆者の育った秋田では、春先のトウ立ちした菜類を「茎立ち菜」と称します。手でポキッと折れる所から収穫し、ゆでて春のほろ苦い味覚を楽しんでいます。コマツナもまた、そのようにして食べるとおいしいものです。最初の蕾(つぼみ)を折り取ると次々に側芽が出てくるので、しばらくの間味わえますし、開花した菜の花の黄色も春らしくてよいものです。収穫し忘れたアブラナ科の野菜があったら、こんな楽しみ方もおすすめです。

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