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藤田智 直伝! 家庭菜園 基本のキホン!その9 ホウレンソウ 恵泉女学園大学 園芸文化研究所准教授 藤田智(ふじたさとし)

栽培方法

【1.土づくり】

ホウレンソウは酸性土壌に弱いので、1m2当たり150〜200gの苦土石灰を畑全面に散布し、よく耕します。次に、畝(うね)幅を60cmとし、1m2当たり堆肥(たいひ)2kg、化成肥料100gを施して、ていねいに耕します(第1図)。

第1図土づくり

【2.タネまき】

畝幅60cmの平畝の表面をしっかりならし、1条または2条(条間20〜30cm)のまき溝をつくって条(すじ)まきとします。タネは1cm間隔にまき、1cm程度の覆土をして、たっぷり水やりします(第2図)。

高温期の栽培では、発芽が問題となります。あらかじめ催芽処理をしてからタネをまくと、生育が揃うのでおすすめです。また、ネーキッド種子も発芽が早いので、利用するとよいでしょう。

芽を出したホウレンソウ。催芽処理を行うとよく発芽する。 第2図タネまき

ホウレンソウの催芽処理

コラム ×トウ立ちに注意!

ホウレンソウは、日が長い条件でトウ立ちしやすくなるので、街灯などの側で栽培すると花芽分化が起こり、トウが立ってしまいます。そうなると、ホウレンソウ(草)ではなく、ホウレンボク(木)などといわれてしまうので、注意が必要です。

×トウ立ちに注意! 普通のホウレンソウ トウ立ちしたホウレンソウ

コラム 雌が好まれるホウレンソウ!

ホウレンソウは、人間や動物と同様に個体が雄と雌に分化している雌雄異株(しゆういしゅ)植物です。性の分化が見られる植物として、草本植物ではアスパラガス、ヤマイモ、アサ、ホップなどが、木本植物ではキウイフルーツ、パパイヤ、イチョウ、ヤマモモ、モッコクなどが知られています。
農業生産上、雌雄どちらが望まれるかは、種類によって異なります。例えば、アスパラガスでは雄株の方が20〜30%収量が多いのですが、ホウレンソウはその逆で、雌株の方が生育旺盛でトウ立ちも遅くなります。そのため、全雌系統の開発が望まれているのです。

ホウレンソウの催芽処理 ホウレンソウの雌株。雌株の方が生育がよく、トウ立ちも遅いので重宝される。

【3.間引き・追肥・土寄せ】

タネまき後、3〜4日で発芽してきます。また、タネまき後7日目ごろ、双葉が展開して本葉が見え始めたら、3〜4cm間隔に間引きます。間引き後に、化成肥料を1m2当たり30gくらい追肥し、株元に軽く土寄せします。株間3cmでも十分にホウレンソウは収穫できますが、1株1株を大きく育てたい時は、本葉3〜4枚のころ、さらにもう一度5〜6cm間隔に間引きます。2回目の追肥は、中耕と土寄せを兼ねて、タネまき後20日目ごろ、草丈8〜10cmの時に行います(第3図)。

第3図間引き・追肥・土寄せ

第3図間引き・追肥・土寄せ 第3図間引き・追肥・土寄せ

【4.病害虫】

適期まきを心掛ければ、ホウレンソウは無農薬で十分育てられます。ただし、アブラムシ類の被害が気になるようでしたら、DDVP乳剤1000倍液を散布するようにします。病気ではべと病が問題となるので、抵抗性品種の使用がおすすめです。

【5.寒冷期の保温】

寒冷期の霜や寒風による凍害、葉の傷み、黄化などを防ぎ、品質のよいものを収穫するには、ベタがけ資材を利用します。資材には、不織布、寒冷紗(かんれいしゃ)などがあります。

寒冷期の保温には、不織布、寒冷紗などでベタがけするとよい。

【6.収穫】

草丈が20〜25cmになったら、順次収穫します(第4図)。春まきでタネまき後30〜40日、秋まきなら30〜50日程度で収穫することができます。また、晩秋から初冬の寒冷期になると、寒さにより葉の甘みが増しておいしくなります。いわゆる「寒じめホウレンソウ」と呼ばれるもので、地方によっては特産品となっています。

収穫適期のホウレンソウ。 第4図収穫

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